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マゾ・カード  作者: みぎゃー


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10/14

#10.帝羅パパの実力

「おいおい、オッサンこの女の父親なのかァ?

 だったらお前シバき回して、動けなくなった所で目の前でコイツ、

 犯して孕ませてやるぜ。」


「ん、キミ何か勘違いしてないッピか?

 僕チンは確かに義理の父親ではあるけれど、それ以上に僕は

 マゾ・カードだッピ。」


そこで、イチモツは父親のステータスを確認した。


「攻撃18000耐久25000服従5000だと…!?

 更には 敵二体を無力化し、常に主人の足を舐めて体力・気力を回復。

 更にはリビドー値が溜まれば特大射精砲で敵グループを殲滅する。

 何だよコレ、チート能力じゃねぇか!!」


そこへ起き上がって来た帝羅が高らかに宣言した。


「マゾ・カード『覇神フルチン』に命じる!!

 この覇神帝羅のマゾ・カードとなり、使役されるがよい!!」


すると辺り一面をピンク色の雲が覆い始めて、

「わかりましたッピ~!!」という声が辺り一面に響いた。


雲が晴れた時には契約が完了しており、父親は帝羅のカードになっていた。


「さぁ帝羅、覇神家の受けて来た屈辱も、これから先のあらゆる不安も

 僕チンを使って全部一掃するッピ!」


「えぇ、そうさせて貰うわ。主人として命じる、覇神フルチンよ、

 精嚢に精液を溜め込み始めなさい!!」


「ハイ、わかりましたッピ!!」


そう言うと父親、フルチンは陰茎を扱き始めた。


「チッ、そうはさせるかよ、鉄バットチンポ隆一、

 そのチンポでアイツを殴り殺せ!!」


「わかったッポ~!!」


哲バットチンポ隆一はその鋼鉄並みに硬化した陰茎で

フルチンをフルスイングで打撃し始めた。


━バキィィィ――――!!!!!━


骨の折れる音が聞こえる。

それはまるで鉄で鉄を打ち鳴らすような衝撃音だった。

しかし、フルチンはそれでも立ち(勃ち)続けていた。


その様子を見て、凛が不安を露わにする。


「あんな攻撃を受け続けたら、帝羅さんのお父様、死んじゃう…」


しかし、帝羅がそれにニヤリと微笑み応える。


「大丈夫よ。私のお党様はあんな攻撃で死んだりはしないわ。

 何より今、精嚢は精液が溜まりつつあるわ。

 アレが溜まりきれば…一撃よ。」


イチモツもそれがわかっている為、隆一に更に攻撃の激化を命じる。


「何やってんだァ、さっさとブチ殺せぇー!!

 アイツが精液を溜めきったら、お前は無条件で敗北だぞ!!」


言われずとも、隆一は鉄チンポでフルスイングを繰り返している。

しかし、これまでに繰り返した事の無い高強度の打撃の連続に、

遂には鉄チンポが折れてしまった!!


━ポキィ…….━


「ギョエ!?」


「お、おい!何やってんだよ、隆一!!」


「ふふふ、どうやらもう鉄チンポの限界みたいッピね。

 さぁて、コチラは精液が溜まり切ったッピよ。」


フルチンが不敵な笑みを浮かべる。


「さぁて、リビドー値が溜まりきったッピ。

 特大射精砲で敵グループを殲滅する。

 この意味がわかるッピか?」


イチモツがガタガタと体を震わせている。


「わ、わかるに決まってんだろ!!

 つまり、オレごと殺しちまうって事だろ!?

 やめろ、マゾなんかの精液で殺されたとあっちゃあ、

 末代までの恥だぜ…最もオレは子を成していないが…」


「心配するなッピ。僕チンも帝羅の義理の父親ッピ。

 僕チンの遺伝子はこの世に残せていない。

 そういう意味ではお前と同類ッピ。」


「ふ、ふっざけんなぁ!!

 お前みたいなふざけた変態マゾ野郎と同類にすんな!!

 くそ、くそっ!!オレ様のイチモツで女どもを孕ます計画が。」


「お前のその3mmしか無さそうな臭い棒じゃ、

 女子を孕ますのは無理だッピ。」


そして遂にフルチンは、充填した精液で特大射精砲を放った。


『特大射精砲!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ドドドドドドド・・・・ドッパ・・・・ア―――――――

ブシャアァァァァァァァ―――――――――――!!!!!


大量の精液が辺り一面を白く染め上げる。

それはまるで大雪が降ったかのような光景だった。

ムワッと栗の花のような銀杏の匂いが辺り一面に立ち込める。


ぶっかけられたイチモツと隆一は精液に塗れて見えなくなってしまった。


琴音があまりの驚きから感想を語ってしまう。


「く、臭い…。だけど凄い、コレが奇跡を超えた技だと言うの?」


大量の精液は吸音材の役割を果たし、空間には音が無くなる。

無音の真っ白の世界の中で、しばらく時間が停止したような感覚が続く。


やがて、少しずつ精液が乾いて来た。

1時間とも2時間とも付かない時間であった。


凛が敵の姿を見つける事が出来ずに声を発した。


「アレ、イチモツと隆一は!?」


それに、帝羅が落ち着き払い答える。


「溶けて無くなりましたわ。蒸発したのよ。」


圧倒的なその力の威力に、マゾ・カードショップ店主は

ただただ口をあんぐりと開いて顎が外れてしまった。


「こ、このカーホ(カード)はキミ達にあへふ(あげる)よ。

 今から整体院に通ってアコ(顎)を治さなきゃ。」


こうして帝羅達はカードショップのイベントバトルに優勝し、

相手に能力を発動させない超強力な妨害型マゾ・カード、

冤罪痴漢のヨシキを手に入れた。


フルチンが帝羅にしみじみと言った。


「帝羅、この短期間で僕チンを使役出来るまでにレベルを上げて、

 更には素敵な仲間達も出来て…成長したッピね。

 そしてこの妨害型マゾ・カード、冤罪痴漢のヨシキ。

 コイツを僕チンと併用すれば運営側と戦えるッピ。」


しかし帝羅はヨシキを早速ショップに売りつけた。


「このカード売りたいのだけど、いくらになるかしら?」


「ふぇ?早速売るの?まぁキミの自由だけど…。

 (顎を手で抑えながら、かろうじてまともに喋れる店主)

 35億って所かな...。店で売れば95億はくだらないけどさ。」


「そうなのね、足りて良かったわ。

 それじゃあ、このカードを売って、ションベンかけられ次郎を買うわ。」


帝羅が指定したそのカードは、凛が兄だと語ったマゾ・カードだった。

凛が驚き帝羅に抗議した。


「ちょ、帝羅さん!確かにアタシの兄ですけど、

 貴重な強力妨害カードのヨシキを手放してまで、

 兄を助けて頂かなくても大丈夫です!

 確かに兄は運営側で働き、それゆえにアタシは運営の闇を知った。

 だけど結果的にこうしてカードとなり売られる事は

 兄の不甲斐なさゆえです。助ける義理はありません!」


「何を言ってるのかしら。

 私が助けたいから助けるだけよ、あなたの意思は関係ない。

 私のカードをどう売ろうがそれで何を買おうが自由でしょ?」


こうして帝羅は凛の兄『ションベンかけられ次郎』を購入した。


「それじゃあ、このカードをあなたにあげるわ、凛。

 別に私の手持ちマゾ・カードを誰にあげようが自由でしょ?」


それは言わずもがな、帝羅からの粋な計らいであった。


「帝羅さん….ありがとう…!!」


凛はカードを受け取り、それを自らの権限で召喚した。


「出でよ、ションベンかけられ次郎…次郎…うぅ….。」


突然、凛は泣き出してしまった。

召喚されて実体が現れたションベンかけられ次郎は、

すぐに凛の元に駆け寄る。


「凛…!!ごめんな、ごめんな、お兄ちゃん、カードにされて、

 マゾにされて…!!」


「…ちょっとお兄ちゃん、順番が違うでしょ!!

 マゾにされてからカードにされたんでしょ!?」


凛は悲しみながらもツッコみを入れた。

しかしまたすぐに涙を流した。


「だって、こんなの、こんなのヒド過ぎるよ…。

 お兄ちゃんはションベンかけられ次郎なんかじゃない。

 お兄ちゃんの本当の名前は…」


凛は嗚咽がヒドく、中々声に詰まってしまい上手く喋れない。


「臭・・・クサチン、だもん・・・うわあぁぁぁ!!」


また泣き出す凛。何と凛の兄の名はションベンかけられ次郎では無い。

クサチンと言う立派な本物の名前を持っていたのだった。


「ションベンかけられ次郎なんて、そんなダサい名前じゃないもん。

 うわぁぁぁぁ~!!!」


こうしてカード名は正式名称「クサチン」に変更された。


兄妹の感動的な再会を目の前にして、琴音は目にうっすら涙を浮かべた。


「良いものね、感動の再会って。

 でも、クサチンも十分にダサいと思うけどね。」


感動の兄妹の再会も数分経った所で、突然5人の元に謎の男が現れた。


「ほぅ、一匹メスが余っているのか。

 それじゃあマゾ・カードには珍しいメスマゾになって貰おうか。

 おっと申し遅れましたね。私は人間をマゾ・カードに変える魔術師。

 運営の命により、そこの余りモノの女をマゾ・カードに変えよう。」


そう言うと陰茎型のステッキを振るい、琴音をカードに変えてしまった。


「琴音さん!!

 そんな…琴音さんがカードに…。絶対に許せませんわ。」


「お兄ちゃん、帝羅さん達と一緒にコイツを倒そうよ。

 そして琴音さんを元に戻す方法を吐かせるんだ。良いね?」


「わかったよ、僕の激臭チンポでコイツを倒してやる。」


遂に運営からの刺客が現れた。

五人はこの謎の魔術師を倒し、琴音のカード化を解除出来るのだろうか。



挿絵(By みてみん)

イチモツを追い込む帝羅とフルチン

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