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終わったはずの仕事

朝。


パソコンを開く。


昨日の仕事を確認する。


提出したはずの資料。


フォルダを見る。


ない。


メールを確認する。


送信履歴もない。



おかしい。


確かに作った。


残業して。


何度も確認して。


上司にも送った。



同僚に聞く。


「昨日、残ってましたよね?」


同僚は首をかしげる。


「昨日?」


「昨日お前、休みだったろ」



スケジュールを見る。


昨日。


休み。



でも机の上には


コーヒーの空き缶。


ゴミ箱には


修正メモ。


自分の字。



気持ちが悪くなって、


自分のノートを開く。


昨日のページ。


何か書いてある。



「仕事は終わった」



その下に


もう一行。



「思い出すな」



しばらく見つめる。


意味が分からない。



ページをめくる。


次のページ。



「思い出すな」



さらに次のページ。



「思い出すな」



ノートの最後のページ。



そこに


大きく書いてあった。



「あれは仕事じゃない」


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