第八話 初めてのギルド
前回の続きです。話をまたいで起承転結の結をすることに挑戦してみました。
地面に落ちるハフ。それを追いかけるザビエル。
ハフは地面に落ちるショックで気絶した。その瞬間
地面から強風が吹き荒れる。その凄まじい強風が地面に落ちる寸前のハフを持ち上げ命を救った。
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パチィィーーン
凄まじいビンタの音が鳴り響く
「いってぇぇぇぇぇえぇぇぇ」
「起きましたか?」
当たり前だろ馬鹿かこいつは
「あれ?なんで俺生きてるんだ?」
「それはですね。あなたの魔法のおかげですよ。ハフくん」
ハフは?な顔をする。
「説明しましょう。質量に限らず大体の魔法は使用した後解除するまで残ります。つまり上空で質量を持つ風を放った際に上空の大気を圧縮して上空の大気の質量が減少しました。そして圧縮された大気が地面を抉りそこに滞留しました。空中でハフくんが気絶したことによって魔法が解かれ抉られた地面に滞留していた大気が上空に戻ることで突発的な強風が起こり、その風によってはふくんが浮かび上がり、一命をとりとめたわけです。」
「なるほど」
「では行きますよ。今日中にシーユークにつかなければならない。夜の魔物は危険だ。」
そう言うとザビエルは風で空に飛んでいった。
はっや。あんなに頑張って歩いていたのが馬鹿みたい。
「それでは中にはいりましょう」
中に入るとそこにはとても賑やかな光景が広がっていた。
あっちには戦っている人。こっちには酒に酔いつぶれている人。そっちには「いかさまだぁあああ」と叫び号泣する人。
しかし目の間には王宮へとつながる一本橋があった。どうしてもここに入りたい。でも門には警備が二人。中にもいると考えると得策ではない。ハフは泣く泣くあきらめた。
「まずはギルドにでも行きますか。ハフくんの冒険者登録がまだです。しておいて損はない。」
「そのさぁ。ちょっと言いにくいんだけど「ハフ」って呼ぶのやめてくんない。」
ハフの脳裏にはあのおばさんの姿があった。
「そうですね。ではなんと呼べばいいでしょうか?」
呼ばれる名前まだ決めてなかった。
カッコ良くいくならハヤトとか神楽坂とか入れたほうがいいな。でもそんなことしてあとで後悔するのも嫌だな。どうしよ。いや、
「ワタル。ワタル=サカモトだ。」
「ワタル=サカモト。あながち変な名前ではない。」
ギルドに入る。
様々な声が聞こえる。色々見て回ろうとするとザビエルにつられ窓口まで連れて行かれた。
「すいません。この子の冒険者登録をしたいのですが。」
「はいもちろん。ん?でもそちらの子は既に冒険者登録がしてあるようですよ?」
「このコ転生者でそのデータは破棄して新しく、、、」
「ワタル=サカモト!!!」
大きな声でそういった。
「わかりました。ワタル=サカモト様で間違いございませんね?」
「はい大丈夫です。」
「それでは冒険者登録が完了しました。冒険者には適正属性のチェック、魔力量の確認、使用可能なスキルの記載が義務付けられております。この水晶に手をかざしてください。」
話が進んでいる。適正属性?そんなのもあるんだ。そんなことを思いながら俺は水晶に手をかざす。
水晶が緑と茶色の光を交互に発している。
「なんと。適正属性が2つもあるなんて。珍しいですね。適正属性は風魔法と土魔法の二種類のようです。魔力量は150%くらいですね。」
適正属性の魔法とそれ以外の魔法で変わることは主に2つ。1つ目は適正属性の魔法に親和性が生まれる。2つ目は適正属性の魔法の習得スピードは何十倍も早くなる。そのため風での移動を教えたときのザビエルの予想は間違っていなかった。本来3日かかるはずだった修行は扱う魔法がどちらも適正属性のおかげでワタルはすぐに習得することができたのだ。
更にギルドではギルド全体の魔力量の中央値を出しそれを基準の100としたときに自分は何%かで魔力量を確認する。150%は可もなく不可もなく程度の魔力量だ。
「次はスキルの確認ですね。「鷹の目」
おや。スキルはまだ何も持っていないようですね。」
「すいません。スキルってどうやったら手に入るんですか?転生してきたばっかりでまだわかんないことが多くて。」
「全然大丈夫ですよ。スキルというのは魔法と違って無意識のうちに常に自分にかかり続けます。習得するには厳しい修行や魔物を倒して奪うなどがあります。」
へぇー。改めてすごいな。俺やっぱり転生してしまったんだな。こう考えてみると意外と元の世界も名残惜しいな。そんな事を考えているとギルドのドアが開いた。
後ろを振り向くとそこにはキリストの姿があった。
「なんでここに」
それに呼応するかのように二人で言った
「「あ!!いた!!!!」」
今更気づく。ワタルって変換に全く出てこない。変換の13個目にある。連打だるいよぉ




