表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/34

第26章 チーム全力

次の練習の日、体育館の前に正斗と通が立つと、後ろに小型バスが止まっていた。


「何事だろう。」


正斗は首を傾げた。すると中からとても強そうな顔をしたとても幼稚園生だと思えない人が出てきた。バスにはでかでかと『チーム全力』と書かれていた。すると扉がガラガラと開いて、安藤が出てきた。すると正斗の横を通り抜けて、バスのそばに行って礼をした。


「チームミラクルズ! こっちに来なさい!」


この前とは違う怒っているような声だった。


「今日は練習試合に来てくれた。感謝しなさい!」


ミラクルズは礼をした。チーム全力の生徒の独り言を聞くと、嫌な感じがした。


「あんな弱いチームにどうして時間を割かなきゃいけないんだよ! 意味不。」


「甘やかしチームってマジクズ。」


チーム全力のコーチの号令で生徒が中へ入っていった。その後、安藤はささやいた。


「みんな、チーム全力はとても感じの悪いチームだ。反抗しない方がいい。」


そしてミラクルズの生徒は体育館に入った。


「おい! ミラクルズ! 早くしろや!」


正斗は京子と同じように刑務所に放り込まれる運命になるコーチだな、と思った。正斗と通は、何をしたら良いかわからなくてうろうろしていると、チーム全力のコーチに暴言を浴びせられた。


「おい!!!! そこ!!!! はよせ―――――や!!!!!!!」


「何すればいいかわからなかったんです。」


「は! バカたれ! 出てけ!」


正斗と通は反抗しようと思ったが安藤が反抗するなといったのでやめた。出口の方に歩いて向かっていると後ろから声が聞こえた。


「走れ――――――――!」


正斗は全力で走った。


「はあはあ。疲れたな通。まじであんな奴この世にいらね――。」


「だよな――――。」


正斗はいつか絶対に仕返しをしようと思った。よくよく考えると、正斗に対立する人が多いなーと思った。


「よし、あいつを倒す計画を練ろうぜ。」


正斗は言った。正斗たちはまだ幼稚園生なので、頭を使わないとやっつけられそうになかった。


「こんな方法はどうだろう。」


通は小さい声で作戦を正斗に伝えた。すると体育館の扉からチーム全力のコーチが来た。


「おい何やとるんだ――――――! 反省しろや。俺の名前は齊藤信介だ。ドッジボールチーム退部命令を出す。」


「は。ボケ!」


正斗と通は叫ぶと同時に走り始めた。入ったのは体育館受付の隣にある器具庫だ。そこに入るとすぐにドアを閉めて土のうをたくさん置いた。そして、箱に入っている沢山のビー玉を二人係で持った。実はこの器具庫は体育館とつながっているのだ。しかし信介は知らない。二人はさっさと体育館のドアを開け、体育館にはいった。


「よし、みんな、ドッジボールを持ってこっちにこい! 命令に背いた奴には全力のボールをお見舞いする!」


その言葉が聞いたの過半数の人たちが正斗の方にボールを持って駆け寄ってきた。しかし体育館の入口の方に向かって信介を助けに行こうとしている人もいた。


「そこ、何してる!」


正斗が叫んだ。すると相手は舌を出した。


「俺たちに勝てるもんか? クソガキ坊主。」


正斗はイラっとしたので二つのボールを続けて投げた。二つとも相手に当たり、後ろに倒れた。そして正斗たちは信介の方へ歩き始めた。


第27章へ続く。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ