ギルド通りでギルド巡りなど。その6
「それで、貴方方は、ここまで話を聞いて、今すぐに結婚スキルの習得の為の儀式をお望みで?」
と、神父さんが聞いてきた。
すると、アミィちゃんは、
「はい。お願いします。」
と、りりあちゃんも、
「お願いします。」
と、りさも、
「私も〜」
と、3人共あっさり答えた。つけ外し不可かつ、一度選択したら外せないスキルだよ?もっと慎重に考えようよ?特にゲーム好きな、りりあちゃん!
「わかりました。では、君は?」
神父さんが僕に聞く。僕は3人からの無言の圧力に屈し、
「お願いします。」
と、言わざるをえなかった。神父さんは、
「完全に妻たちの尻に敷かれてますな。物理的にも精神的にも、頭もあがらない。その癖、美女、美少女、美幼女だけにはとにかく気に入られ、ほっといても勝手にハーレムが出来るくらいモテる。故に、その鈍感さとヘタレさとむっつりスケベさで少女ベースの両性具有の体でこの世界に招かれたのか・・・」
何かこの神父さん、只者じゃない。そう思う僕。あと、けなされ過ぎ・・・
「ふむ、まぁ良いでしょう。彼もあなた達を愛してますし、返事を悩んだのは先のことを考えてのことかと・・・」
そういう神父さん。それにしても何で物理的にもがわかるのだろう?こっちで物理的にも尻に敷かれたことなんか無いハズ・・・現実でも偶然が重なった結果とか、子供の時だけだし・・・
そんなことを考えてるとりさが、
「じゃあ、速くやろう?いっぺんに皆でやれるの?」
と、りさ。
「いっぺんに、ですか?その形式がお望みで?その場合、夫たるものの口は1つしかないので、当然妻側が順番になりますがよろしいので?」
と、神父さん。要はキスの順番待ちの件だな。りさたちは、それを聞いて何か話し合いをした。何故か顔が少しずつだが赤くなる。
そして、りりあちゃんが、
「それでお願いします。セイン兄ちゃんも良いよね?」
と、僕に圧力をかけながら返事を促す。僕は・・・
「そ、それでお願いします。」
と、圧力に屈して彼女たちの望み通りの返事をする。三人は当然、無言で喜ぶ。
「ふむ、わかりました。では、まずは貴方がたの名前を教えて下さい。その後、専門の部屋に行き、儀式を行います。」
ここで、僕らは神父さんに名乗り、神父さんもまた、僕たちに名乗った。神父さんは、デヌーモという妙な名前だった。
まぁ、今受けてる依頼人の1人の名前は、あらまやか、って人が居るし・・・
「では、皆さん。こちらへ・・・」
と、いい、デヌーモ神父が歩き出す。そして、それに続く僕ら。
神父は、最初いた広間から見て、祭壇を北とすると西の扉を開け、その先にある2階への階段を上がってすぐの部屋の扉を開ける。そこには部屋の床にピンク色の五芒星魔法陣があり、部屋の北側には、広間の女神像の半分ほどの大きさの女神像だけが乗っている祭壇しか無い、必要な物だけ置かれた部屋という部屋だった。よく見ると窓もない。でも、何故か昼のように明るい。
「儀式の立会人として、部屋の四隅にシスターを配置します。今、私の念話で呼びますので、少しお待ちを・・・」
そう言って、デヌーモ神父は、両手を組んで目をつぶり祈りを捧げているかのような雰囲気を出す。だが、それはすぐ終り、
「今、こちらに向かってますので、皆さんはそのままの格好で魔法陣の中へどうぞ。」
と、デヌーモ神父。
僕らは魔法陣の中に入り、シスターの到着を待つ。
「では、シスターたちが来る前に簡単な流れを、儀式が始まりますと、まずは私が儀式の宣言を行い、その後、あなた達に夫婦として共に歩む誓いを問いますので、それに答えて下さい。その後、包容と口づけの儀を行い、それが終わると、スキル選択になります。全て完了したら、左手の薬指に指輪がはまり、儀式は完了です。なお、この儀式の始まりから終わりまで、立会のシスターは、一言も喋りません。それもこの儀式には必要なことであり、彼女たちの修行と、信仰の現れになるのです。」
と、デヌーモ神父。
少しして、部屋の扉がノックされ、
「今回、神聖な夫婦の誓いの儀式に選ばれた名誉なシスターたちよ、お入りなさい。」
と、デヌーモ神父がいった。
セイン君は尻に敷かれてますよ〜回
暑いからと、日曜だから、ここで区切る。←意味不明




