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ギルド通りでギルド巡りなど。その5

冒険者ギルドを出て対面にある教会は、それなりの広さと豪華さを持つ、白ベースの建物であり、門をくぐり、建物の扉を開ける。


中は冒険者ギルドと違い、人のざわめきなどなく、人自体もほぼいない。僕らは取りあえず、女神様の像の祭壇?の所にいる神父さんらしい人の所まで歩き、あと少し近づいたら話しかけようとしたら、


「異界の旅人たちよ、さいこ・・・むむっ、他の気配も感じる、これは、人ではないが悪意はない。そして、かなりの力を持った存在だ、あなた達は、いったい・・・?」


と、多分銀髪だったが、今は白髪に白ひげの神父さんが僕らに話しかけた。


その言葉にりりあちゃんが、


「あの、すみません。私達、結婚スキルが欲しいのですけど、教会に来たあと、どうすればいいのか分からなくて・・・」


と、言った。すると神父さんが、


「ほう、結婚スキルですか?3人共ずいぶんとお若いのに・・・いや、貴方方の場合、もう1人、今は隠れてますが、その方も必要で?」


と、神父さん。この人りさのことをなんとなく気づいているのか、NPCとはいえ、只者じゃないな。僕は、


「はい、4人分頼みます。」


と、すると神父さんは、


「では、説明しましょう。ここは、最高神オムティーナ様の信徒たる者たちの教会。そして、結婚スキルを習得出来る唯一無二の場所。結婚スキルを得るには、一定以上の最高神オムティーナ様への信仰心を示した神父の元で愛の誓いをすれば良いのです。その時に最高神オムティーナ様からの夫婦への祝福の証として、結婚スキルと指輪が与えられます。」


と、神父さん。するとアミィちゃんが、


「ゆ、指輪?あ、あの、それって結婚指輪ですよね?い、いくらかかるんですか?」


と、何か興奮した感じで神父さんに尋ねる。すると神父さんは、


「はい、そうです。結婚指輪です。どのような形になるのかは最高神様の思し召しによります。また、結婚という、最高神オムティーナ様に取って重要な愛の儀式の1つで、我ら

最高神オムティーナの信徒がお金を取るなどということは致しません。結婚関連でお金を頂く場合はここで結婚式をあげるとか、結婚式に神父を呼ぶとかの場合のみです。」


と、神父さん。この教会って最高神オムティーナの教会なのね、ゲームによっては何の神を崇めているのか分からない場合あるし・・・

そんなことを考えてたら、こっちも興奮した感じでりりあちゃんが、


「じ、じゃあ、ここで赤ちゃんの出産の時の費用は?」


と、神父さんに聞く、りりあちゃん。僕はその言葉で顔が赤くなる・・・

神父さんは、


「愛の結晶たる赤子の誕生で金を取る最高神オムティーナ様の信徒などいませんよ。無料です。むしろ、赤子の取り上げに携わることは神父やシスターに取って名誉なこと。失礼ですか、もしや?」


と、言ってきて、


「あ、はい。私たち、そうなんです。」


と、顔を赤くしてアミィちゃんは答えた。


「そうでしたか、ならば今の貴女たちのお腹の子の事について、ある程度、調べることもできますよ。もちろん、料金はいただきません。」


と、神父さん。話がずれてるから僕は、


「あ、あの。まずは結婚スキルの方の説明の続きを先にお願いしたいのですが・・・」


と、僕。すると神父さんは、


「分かりました。では、スキルの説明の続きなどを・・・・・・コホン、まず、私は最高神オムティーナ様への一定以上の信仰心を示していますので、私が展開出来る魔法陣の中で愛の誓いを行えば、最高神オムティーナ様へその愛の誓いが届き、結婚スキルと指輪が与えられます。」

ここで一旦神父様は言葉を区切った。

「結婚スキルはこの時、1つだけ選択可能ですが、注意点も・・・まずは、選んだスキルは1度選択すると、もう変えられないということと、スキルのフリー枠に強制的に入り、外す事は不可能と言う事。また、死別はともかく離婚すると、結婚スキルが変わり、デメリットスキルになりますが、貴方がたにはこの注意点は不要でしょうか。そして、結婚スキルをセットするために、スキルのフリー枠が1つ増えます。もし、最大の24になっていたら、外せるスキルを、1つ外して結婚スキルを入れて下さい。ちなみに結婚指輪は、専用枠の、その他5が開放されます。そこに強制的に装備され、離婚しない限り外せません。当然、離婚すると指輪が呪いの指輪となり、デメリットが発生します。でも貴方がたにはそのようなリスクは無用でしょう?」


と、神父さん。更に、


「ちなみに、あなた方は、異界の冒険者、かつ、若いので、愛の誓いも超簡略モードになります。適正な者同士だと、魔法陣の中で生まれたままの姿になり、裸で抱き合い・・・セックスじゃないですよ、文字どうり抱き合うだけです。性器を密着、挿れるわけではないですよ、ただ密着させるだけです。そして誓いの言葉の後口と口で口づけをするだけです。後、魔法陣の中に入ると外から中の様子は見れませんのでその点はご安心を。超簡略モードの場合は抱き合ってキスで大丈夫です。当人たちが望むなら、ある程度服を脱いで適正年齢の方たちのやり方に近づけてもいいですよ。この誓いの儀式の時、服は全部は脱げませんが・・・また、キスの場所も任意です。超簡略モードですから。」


と、神父さん。また出たよ、超簡略モードが・・・


僕らは顔を赤くして少し気まずい空気が流れたが、ここでりさが姿を表し、


「キスってどこでもいいの、例えば私たちの普段触らせない所とか、隠してる所とか?」


とんでもないことを聞く。神父さんは律儀に、


「先程からの気配は貴方でしたか。では、質問に答えましょう。対象の場所に直には無理です。超簡略モードの適応がかかりますね。では、服越しなどで良いかとなると・・・・・・う〜む、こちらも微妙ですな。本来は生まれたまま、つまり余計な服などを着けて無い所で行う儀式故に・・・裏技的ではありますが、かなり服を脱ぎ、露出を高めて口づけしたい所の側で口づけを狙い、ギリギリで口づけする場所をずらすという手は過去に事例がいくつかありますが、良い結果や、納得いったと言う話は聞いたことがありませんな。ですから、どうしても大人がやるような口づけ箇所を無理に狙うのはオススメしません、普通に口や頬を勧めますよ。」


と、神父さん。そんな事例いくつかあるのかい、と脳内ツッコミを入れてしまった僕。


「それで、貴方方は、ここまで話を聞いて、今すぐに結婚スキルの習得の為の儀式をお望みで?」


と、神父さんが聞いてきた。

またまた出現、超簡略モード。

そして思ったよりも、長くなりそうだから、ここで切る。

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