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到着した2つの箱

ヴァーチャル・ビューティ・ゴーグル

到着回

スマホだとコピペ大変だ。

「どうも、ありがとう御座いました〜。」


宅配の人の声が、戸がしまってる玄関の前にいる僕まで聞こえた。

元気がいいのだか、元から大きな声の人なのか、その両方か。


そして車のエンジン音が少しだけ聞こえた、僕の家の前に止まるのだからこれであってるはず。


僕の予想は的中し、玄関の前にあるボタンが押された音が家の中に鳴り響く。

僕はあらかじめ鍵を開けておいた玄関の戸をあける。


「こんばんは~た・・・」

「は〜い。」


宅配の人が、挨拶を全部言い終わる前に出てきた僕に宅配の人は少し驚いて、


「あ、すみません。えっと、上山優人様に、荷物が二つ届いているんですが優人様はお父さんの名前かな?」

どうやら、この初対面の宅配の男の人は僕のことを女の子扱いしてるみたいだ、また、いつもの通り男扱いされなくて、がっかりしたり、少し苛ついたりもしたが、今はこの荷物をさっさと受け取り、明日に備える必要があるので、

「上山優人は、僕です。荷物を下さい。」

この女の子のような高い声色だと信じてくれないかなと思ったら、

「あ、すみません。君が上山優人君だったのか。すみませんが配達証明書にサインと印鑑を下さい。」

「両方ですか?」

「ええ、この伝票のタイプのは、すみませんが両方必要なので・・・」

「分かりました、まず、サインは何処に?」

「あ、こちらです…印鑑は・・・」

「お母さんから預かってたので、持ってます。何処に・・・」

「あ、あるんですか。ではこちらに。向きは気にしなくても大丈夫です。」

そう言ってもらえたが、せっかくなので綺麗に押したくて、向きの位置を確認してから印鑑を紙に押す。

「はい、どうもありがとうございます。こちらが荷物です。」

そう言って荷物の箱を僕に渡す宅配の男の人、箱は二つあってどちらも同じ大きさの段ボールの箱だ、一つの箱のサイズはお中元の食べ物セットが入っているくらいの大きさ。それが二つ、包装紙でつつまれている。上の箱には伝票が貼ってあって、差し出し人は、日本聖美少女女神社、中身はただシンプルに、機械、と書かれている。

箱の重さは二箱あっても僕一人で余裕に持てるくらいには軽い。


ヴァーチャル・ビューティ・ゴーグル、略称、VBO、だけが入っているにしてはこの箱は少し大き過ぎると思う。オムティーナ・オンラインのパッケージもこの箱に一緒に入ると思うけど、何でこんな風に分けたんだろう・・・

そんなことを考えてた僕に、

「じゃあ、たしかに渡したからね。どうもありがとうございました〜」

そう言って僕に頭を下げてトラックへ向かう、宅配の男の人。

僕もずっと家の前にいては意味ないので玄関から家の中に入り、一旦箱を廊下に置いて、玄関の戸の鍵をかける。その後、リビングに行き、印鑑をテーブルの上に置いて、

「お母さん、印鑑ありがとう、テーブルの上に置いて置くからね〜。」

と、大きな声で言っておく。

「わかったわ~。」

と、晩ごはんを作っているお母さんの声を確認してから玄関に戻り、僕宛ての荷物の箱を二つ、重ねて持ち、自分の部屋へと向かう。

自分の部屋の前につくと、戸が勝手に開いた。どうやら、りさか、めぐみさんが気を効かせてくれたらしい。

僕はその行為に甘えて、部屋に入る。

「ついに来たわね、それがVBOの入った箱?」

めぐみさんがそう言ったので僕は、

「そうみたい、でも何で箱が2つなのかな?」

と、疑問を口にする。

すると、めぐみさんは、

「たしかβテスター募集の時にVBO持ってる人コースと持ってない人コースがあったから、持ってる人は一箱、持ってない人は二箱何じゃない?」

と、いった。

成る程、言われてみたら、その理由はあってると思う。そんなことを考えてた僕の前にカッターとハサミが・・・

どうやら、りさが気を効かせて僕の机の中から持ってきたらしい。

「ありがとう、りさ。」

僕はりさにお礼をいって、二つ重なっている段ボールの箱の上の方の一つを持ち上げ、まず裏返す。カッターやハサミを使わず包装紙を綺麗に破れるかどうかだ。

幸いなことに、包装紙のセロテープを剥がせは綺麗に開けれそうだ。


そして、僕が箱を持ち上げたから下の箱も見れる、下の箱も伝票が貼ってあったが上の箱とはまず、伝票の色が違う、装飾が上のと比べてシンプルだ、それに、受取先は僕になっているが差出人が、





日本で一夫多妻が許可されるようになる会、名誉会員の一人






と、差出人の欄に二行に分けて書かれている。よく見ると、この字は、女の子風手書き丸文字フォントの一つだ。この伝票はよく見ると、全部そのフォントで書かれている。


そこで気になった僕は、差出人の住所欄を見ると、富山県の郵便局の住所になっていた。このパターンは前にニュースで見た、差出人のプライバシーを守る荷物の出し方だ。なんか覚えている。


りさたちも、この下の箱のことが気になるのか、

「これ、女神様じゃないよね。」

「ええ、実際にVBOとかが来た時用の伝言は昨日女神のところにいってもらってあるし、こんな箱送るなんて一言も言ってなかったわ、それにこの箱からは術の類の力は感じないわよ。」


と、僕が内心思っていた女神様関連かと思ったらどうやら違うみたい。


この箱が、なんか怪しく見え始めた僕たち三人。


どうするにせよ中身を確認しないといけない。

僕は、

「先にこっちの箱、開けようか?」

と、提案する。

「そうね、この箱は怪しいけど危険な感じはないわ。開けてみましょう。」

「何がはいっているのかな?」


僕は、この箱も一旦裏返しにして、包装紙を綺麗に破れるかどうか調べる。この箱のほうがさっきの箱と比べて軽いなと思った。よく見ると、こっちの箱とさっきの箱では微妙に包装紙の柄が違う。

だが、この箱も、裏返しにして見ると、セロテープを取れば包装紙を綺麗に剥がせそうだ。

僕は興味津々な二人の視線を受けながらセロテープを剥がし、包装紙を取り、箱を剥き出しにする。

現れた箱本体はなんの変哲もないただの段ボールの箱だ。何も書かれて無いのが特徴といえるのかな?お菓子とかの箱と同じで上の蓋を取れば中身が見えるタイプの箱だ。

僕はその箱の蓋を開ける。


そして、僕たちの視界に飛び込んできた光景は・・・












白ベースの紙おむつと、その上に置かれた白い封筒、そして、箱の右端にある黒いビニール袋に包まれた何か。


だった。


「へ?」

「わぁ。」

「あら?」


僕は何で紙おむつ?と思いながら、とりあえず封筒を手に取り、中身を確認する。

予想通り、手紙が入っていた。

僕は手紙の内容を確認する。

そこには、





「拝啓、私の未来の旦那様へ。あなたがこの紙おむつを着用してくれるのを待ってます。そうしたら、夫婦揃って同じ紙おむつを着用してる、ラブラブ夫婦になります。ペアルックですね。黒いビニール袋の中身は、USBメモリーと、私が一日中履いていた、箱に入っているのと同じ、紙おむつを2、3枚と、私のパンツとブラです。これも私が一日中ちゃんと身につけてました。USBメモリーには、その証拠の画像がいくつか入ってます。朝子さんのパンツと同じく、どうぞ夜のオカズに使って下さい。あなたと再開し、私とも夫婦の契を交わす日を一日千秋の思いでまってます。そうそう、箱のおむつの下には必要になるかと思い、コンドームをバラでいくつか入れておきました。おむつと違ってコンドームは今も私達の年齢では買いにくいですからね。あと誕生日にはスカートを送りますわね、無論、私が身に着けた事があるものを・・・では、ご機嫌よう。


お金持ちのお嬢様の私より。」




・・・


この手紙が正しい手紙の書き方にそって書かれたかどうかは僕にはわからないが・・・・・・


な、何で、


何で僕が、紙おむつフェチだと気付いているの?僕本人だってついさっき、自覚したはずなのに・・・

それに、朝子ちゃんのパンツのこととか、コンドームのこととか、ああもう、脳内ツッコミが追いつかない。


そんなことを考えている僕の耳にビニール袋をいじったと思われるガサガサ音が聞こえてきた。

音の方を振り返るとめぐみさんがビニール袋を開け、中身を確認していた。その側では、箱に入っていた紙おむつを出していて、目を輝かせているりさ。よく見ると目を輝かせているだけではなく顔が赤いのは紙おむつと一緒になって手に持っている色とりどりのコンドームのせいだろう。

僕も、コンドームや、めぐみさんが取り出している袋の中身、手紙に書いてあった通り、USBと、おもらしはしてないが、明らかに、これは誰かが履いたなと思わせる紙おむつが3つ、そして、黄色と白の縞パン、さらにめぐみさんが今手に取っている男の僕には縁がないと思われていた下着、ブラジャーだろう物をもっている。たしかジュニアブラとかいう種類の奴だったかな?よくわかんないけど色は白。


それらを確認した僕も、顔が真っ赤になっていくのが自分でもわかる。

めぐみさんたちも僕の後ろから手紙を読んでたのか、

「あら、本当に書いてあるもの全部入っていたわ。では、USBの中身も・・・だが、その前にね。」

「ゆーくん、この柄のテープタイプ紙おむつ見たことない。だから一つ頂戴?8個あったから良いでしょ?」

二人がそんなことを言ってる。

そして僕の方に来ためぐみさん、手にはまだ、あの、白いブラジャーが。

「はい、優君、確認ね。」

そんなことをいい、素早く僕の鼻にブラジャーの胸が当たる部分を押し当てるめぐみさん。

何かいい香りと触り心地が・・・

そして、どのくらいたったのかわからないが、僕の鼻に押し当てていたブラジャーや手を離す。

僕の顔は凄く真っ赤っ赤だろう。

「・・・優君の反応からただブラジャーを押し当てられて興奮したわけじゃないみたいね。男の子にしか分からない女の子の匂いで興奮したみたいわね。となると、この手紙のお嬢様の本気具合がわかるわ。」

そんなことをいうめぐみさん。

そして、僕からの返事が無いことに少しムッとした声で、

「ねぇゆーくん良いでしょ?ほらこれ、凄く可愛いデザインだよ、触り心地もいいし、つけても良さそう。だから良いでしょ〜、代わりにいま私が履いているのあげるから、ね。」


と、りさ。何気にすごいことをいっている。

「わ、わかっあから落ち着いて。」

と僕、落ち着くのは僕の方だけど・・・

「やった。ありがとうゆーくん」

そう言って、嬉しそうに、紙おむつを抱きしめてるりさ。

そして、何気なく箱の方に目を向けると、多分縦横2✕4列、高さ2個分で並んでいただろう、紙おむつ。


その紙おむつを見ると、ベースの色はうすピンクだ、テープラインには猫の顔と吹き出しがあり吹き出しの中には数字が書かれている。

その下にはあちこちにデフォルメされた猫の全体像が濃い藍色で描かている。そして真ん中にある2本のオシッコサインの線・・・

「今の時代はね、オシッコサインの線は1本が男の子用、2本が女の子用なのよ。このことはね、2050年位に、線タイプのオシッコサインの規格統一が、メーカーを中心として起こり初めてね、2057年に全世界で規格統一に成功したのよ。だから、世界中何処に行っても紙おむつで二本線のオシッコラインのやつは女の子用なのよ。それに見て、この紙おむつのテープ部分を、白+ピンクの猫のイラストが可愛いわ。」

いつの間にか僕の後ろに回ってそんなことをいうめぐみさん、その手には片手には縞パン、もう片手には多分使用済み紙おむつが、

「さぁ、チェックの続きよ優君。」

そんなことを何故か楽しそうに言い出しためぐみさんだが、

「ゆーくん、スマホにメールが・・・花絵ちゃんと朝子ちゃんからよ。」

そんなことを言った。

「ま、まずい。多分特別コードの連絡だ。」

「あら、そうなの?じゃあ確認は先延ばしね。もう一つの箱を開けて確認しないとね。」


その言葉を受け、僕はもう一つの箱に向き合う。


そして、メールを出さずにいた事の言い訳も頭の中に考えながら、箱をもち、開封作業へ取り掛かった。



サブフラグ回でした。

ラブコメ回は書いていると恥ずかしくなったりして時間がかかるなぁ

公開◯◯◯ーとは、よく言ったもんだよ

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