いよいよ明日は・・・ 後編
伊達にタグにおむつ系で3つも使ってないのだよ!←意味不明。
あと、章分けしようと思ったが手直し頻度がさらにアップしそうなので辞めた。
「「えっ?」」
そう、2人の声が重なった。
だってその言葉が意味することは、僕が、花絵ちゃんが何時も履いている紙おむつをつける、つまり、可愛いピンクのテープラインが特徴の女の子用の紙おむつを履くと言う事だから。
・・・
部屋が無音に、いや、壁に掛かっている可愛いうさぎの柄の時計の針が動く音だけ聞こえるようになる。そして、二人が時間が止まったかのように固まる。
どのくらいたったか、実際には1分はたったが3分はたたない位の時間が流れて、
この、状況を打破してくれたのは朝子ちゃんだった。
「わ、わかったわ。ゆうくんが同じの履くんだったら、わ、私もそれでいいわ。それに今からお店に買いには行けないし・・・」
まだ顔を真っ赤にしてだが・・・
あれ?いいの?いいってことは、朝子ちゃん、紙おむつ着けるってことだよ?当初の予定だと朝子ちゃんには休憩多めにとって対応、僕は男だから、ゲーム内で1日、現実では2時間は大した問題じゃないから、そのままで。
それに朝子ちゃん、何かゲームのことは知らなくても、オンラインゲーム用の紙おむつのことは知ってたのかな?
そのへんを尋ねるとやぶ蛇になりそうだから聞くのを諦め、花絵ちゃんの方を見る。
花絵ちゃんは、例のバックを開けて可愛いピンクのテープラインが特徴的な紙おむつを出しているところだった。
その時に見えた、ピンクのおしっこラインの色が青に変わってる部分がある使用済みになった紙おむつや、多分万が一の為の予備の女の子のパンツがバックの隅の方にあるのが見えてしまった。
女の子受けするデザインの犬がバックにでかでかとプリントされた印刷されたクリーム色の女児パンツが・・・
それらを目にした僕は顔が赤くなってませんようにと、祈りながら花絵ちゃんが作業を終えるのを待つ。
やがて、未使用のテープタイプ紙おむつ3枚重ねが2組出来上がって、
「はい、こっちがお姉ちゃんの分だよ。もう方っぽはお兄ちゃんのね。」
何故かちょっと嬉しそうに渡してくる花絵ちゃん。
そして、まだ顔が赤いけどきちんと両手で受け取る朝子ちゃん。
「はい、ゆうお兄ちゃん、自分で言ったんだからちゃんと履いてよね!!!」
何か花絵ちゃんにしては声が大きく、語気を強めにして、そして顔を赤くして、僕に花絵ちゃんお気に入りのテープタイプ紙おむつが渡される。
もしかして、さっき、バックの中見たのバレてる?でも、それにしては怒った感じじゃないから違う気がする。
それにしても、改めて渡された紙おむつをまじまじと見る。
流石女の子用、ピンク色のテープラインには、小さく可愛らしいハートがあり、ハートの中に1から3の数字が書かれていて、真ん中から外側に向けて大きな数になってる。
少し下に目を向けるとオシッコサインの二つのラインがうすピンクで書かれていてこれが濡れるとさっき見た青になるというわけか。
その周りには、ピンク一色で描かれた小さく可愛いらしい花やデフォルメされた動物が描かれていて、女の子向け全開なオーラが漂う。
これを履くのか・・・履いたフリはバレたら怖いからなぁ・・・
それにしても、隣の家の一つ年下の女の子から、普段使いの女の子用紙おむつを本人から貰うってなんかエロイなって思ってしまった僕、別にパンツをもらったわけじゃないのに・・・
そういえば時間は・・・・・・
時計を見ると、4時53分?ヤバい。
焦った僕は、
「時間がないから、これだけは最後に言っておくね?知ってるかも知れないけど、オムティーナ・オンラインは、ゲーム内での1日は現実での2時間で、ここまではいいね?実際ゲームにログインすると現実時間、何時にもかかわらずゲーム内時間の朝6時スタートだから、つまり朝10時にログインしようが夜10時に、ログインしようが、ゲームに入れば朝6時開始というわけ。これだと他のプレイヤーと時間のズレがでるけど町中やフィールドでもすれ違えるよ。その時、片方のプレイヤーが夜でもう片方プレイヤーが朝なら、どっちかの時刻になるか双方の平均的時刻になるか、はたまた一方は夜のまま、もう一方は朝のままということもあるよ。これらはプレイヤー同士の関係や、周りの状況でも変わるし、パーティ間でバラバラの時刻になってる時は誰かの時間に合わせる施設やアイテム、スキルなんかもあるみたいだよ、何度も言うけど時間ないから、詳しくはホームページでね。ついでに言うとこのシステムはこのゲームの売りの一つで、設定では、魔王のせいで時間が乱れることがあるらしいってことになってるよ。まぁ僕たちの初回プレイには関係のない知識だけど、これから何回もプレイすると実感するはずだからね。」
こう、一気に言い終わり、時計を見ると5時1分だったので、花絵ちゃんと一緒に朝子ちゃんの家を後にする。
今日は、ランドセルを持ったまま朝子ちゃんの家にいって良かったと心から思った。
そうじゃなかったら僅かな距離とはいえ、女の子用のテープタイプ紙おむつを持ったまま家に帰ることになってたからなぁ・・・
仮に家の外で見られなくてもお母さんたちに見つかれば誤解されそうだ。
そして、部屋の二人への上手い言い訳を考えながら、僕は家の玄関の扉を開けて、ただいまを告げた。
この作品の中では2031年は、紙おむつの常識と素材などの新技術などの発表ラッシュで、赤ちゃん用テープタイプ紙おむつから、大人のパンツタイプ紙おむつまで男女共用から、男女別に再び、別れ始めた時代でもある。
2055年には世界で、最後の男女共用の紙おむつの製造ラインがストップ。
2072年には、紙おむつは全部男女別になってる。




