いよいよ明日は・・・ 中編
前回書き忘れていたが医師の許可とは、法律で義務付けられた、15歳未満か60歳以上の人がプレイしても大丈夫かチェックすることです。検査時間は全部で2時間くらい。結果が出るのは10日くらいかかる。
門限までの時間が迫る中、僕は思いついた優先度の高いことを言っていくことにした。
「だから、明日の朝、9時半でどうかな?」
「私はその時間で良いよ。」
と花絵ちゃん。
「9時半・・・うん、大丈夫。」
少し考えてから朝子ちゃんが返事をする。
「一緒に始める時間はこれでよしっと。あとは・・・」
クランとかの説明は・・・まだいいか。公式での設立条件が伏せられてるし。
喋るのをやめた僕にたいして、花絵ちゃんが、
「ゆうお兄ちゃんが言いにくそうだから私が言ってあげる。」
何か勘違いをして喋り出したが、思い当たることがあるので、喋るのをやめさせずに次の言葉を待つ。
「あのね、朝子お姉ちゃんはゲームを長時間プレイしたことなんかないと思うから分からないと思うけど、VRMMOって気づけは何時間も遊んでいたって事はよくあるよ。だから・・・」
「あっ、おトイレの事?」
「そう、でもオンラインゲームで、単独とか身内だけとかなら自分の都合でトイレ休憩取れるけど、レイドとか大規模イベントとかで他の人と協力して何かやるとなると、自分の都合だけでトイレ休憩取っちゃうと・・・ね?」
そう、これはVRMMOだけじゃなくネットでのオンライン系あるあるの一つである。だから、一時期オンラインゲームの女性率が伸び悩んでいたのだ。
その、対策としてゲーム会社だけでなく・・・
「だから、朝子お姉ちゃんも紙おむつ着けて長時間対策したほうがいいよ。まだ、持ってないなら私のを少し分けてあげる。」
そう、花絵ちゃんの言う通り、おむつを着けて対策をする。オンラインゲーム業界が中心になって、あちこちに手を回して、オムツァーを流行らせたのである。
今ではドラックストアの一角にVRMMOプレイ用紙おむつは何種類か普通に売られている。コンビニでもバラ売りで売っている所もある。
この辺りの知識はめぐみさんが詳しく僕のそれはほとんどめぐみさん譲りである。
当然、ゲーム知識に乏しい朝子ちゃんはそんなことを知るはずもなく、
「・・・・・・え、ええっ。」
最初は、花絵ちゃんの言ってることがわからずキョトンとしていたが意味がわかって顔を真っ赤にして驚きの声を出す。
ま、まずいかな?何かこのままだとやっぱり辞めるとか言い出しそう、それでは女神様との約束が・・・
さっき花絵ちゃんの会話を止めてゲーム内時間のことを先に話しておいたほうが良かったかなと後悔したが、僕は女神様のような術とかは使えないので、パニックになって、こんなことを言ってしまった。
「だ、大丈夫。朝子ちゃんだけに恥ずかしい思いはさせないよ。僕も二人と同じ紙おむつ着けるから。」
フッフッフー これでヒロインたちにテープタイプ紙おむつを履かせることができたぞー。やった~!




