小谷城攻略
いよいよ、朝倉との決戦の時。
朝倉義景は、北ノ庄城に立てこもり、応戦したが、もはや信長の敵ではなかった。
朝倉義景は討ち取られ、北ノ庄城は陥落した。
残るは、浅井長政の小谷城。こちらもまた、落城は時間の問題だった。
もはや、勝敗はほとんど決していたが、気がかりなのは、信長様の妹のお市様のことだ。
信長様の命で、氏郷は小谷城より、お市様を救い出すことになった。
小谷城に入る。浅井の軍勢は、わずかな人数の兵しか、生き残っていなかった。
天守の最上階まで行く。そこには浅井長政と、お市の方、長女の茶々、次女のお初、そして、生まれたばかりの三女、お江がいた。
お市「そなたは、蒲生か!?蒲生なのか!?
おそらくは、兄上の命で、我らを小谷城から連れ帰るよう、仕向けられたのであろう。」
浅井長政もいた。
氏郷「浅井長政殿。蒲生の若殿です。」
浅井長政「おお、そなたか。しかし残念なことに、わしはもうすぐ、腹を切る。
そなたのような、若く優秀な者が治める国を、この目で見たいと思っておったのだがな。」
それから間もなく、小谷城に火が放たれ、浅井長政は、生き残ったわずかな兵たちとともに、自害して果てた。
こうして、蒲生氏郷は、お市の方、茶々、お初、お江を小谷城から連れ帰ることに成功した。
小谷城が炎上するさまは、日野の地からもよく見えた。
比叡山延暦寺が炎上する時も、立ち上る炎と煙が、よく見えたという。




