↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

15/26

金ヶ崎の退き口

時は、元亀元年【1570年】の4月…。


金ヶ崎の退き口は、戦国時代でも屈指の、退却劇とされている。


義父、信長と、足利義昭との関係が悪化、またもや戦の気配が…!


義昭「おのれ信長め!こうなれば、甲斐の武田信玄、越後の上杉謙信、越前の朝倉義景らに書状を送り、信長討伐を命じるぞ!」


このことを早速、義父、信長に報告しに行った。

俺には、戦国時代の出来事なら、いつ、どこで、何が起こるか、年表を見るだけで、全て頭の中に入っている。

だから、事前に言い当てることもできる。


信長「義昭め。そのようなことを…。」


それとともに、金ヶ崎城を攻略した後に、浅井長政が裏切り、浅井と朝倉で織田を挟み撃ちにする、袋のねずみにされる、という趣旨の話をしてみた。いわば、事前忠告というやつだ。


信長「何じゃと!?浅井が裏切り、我らは挟み撃ちにされ、袋のねずみにされるじゃと!?

お主は、予言者なのか!?

あいにくだが、わしはそのような予言など信じぬ!とはいえ、事前忠告、ありがたく聞いておこう。」


そして、金ヶ崎城へ向けて出陣。


俺は、ツバメの尾のような形をした黒い、燕尾形兜(えんびなりかぶと)という兜を被り、出立する。この兜は、後に南部家に伝わり、またの名を、鯰尾兜(なまずおのかぶと)とも呼ばれるようになる。


そして、予感は的中してしまう。

浅井長政が、朝倉義景に寝返り、金ヶ崎城を挟み撃ちにするという。


お市様が、義父に送ってきたのは、義父にとっては、意外なものだった。

それも、事前に伝えておいた。

「まもなく、お市様より、両端を縛った小豆(あずき)の袋が送られてくるはずです。」


そして、これも本当に、その通りになった。

「申し上げます!お市様より、両端を縛った小豆(あずき)の袋が送られてきました。」

信長「何!?本当に送られてきたのか!?

すると、我らは今まさに、袋のねずみということなのか…?」


信長を逃がすための作戦が練られることになった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。