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木下藤吉郎との出会い

祝言(しゅうげん)最中(さいちゅう)に、木下(きのした)藤吉郎(とうきちろう)と出会った。


木下藤吉郎「蒲生(がもう)若君(わかぎみ)か。わしは木下藤吉郎だ。」


木下藤吉郎、後の羽柴秀吉、豊臣秀吉。


氏郷「あなたさまが、木下藤吉郎様でございますか!

墨俣(すのまた)一夜城(いちやじょう)を築いたという働き、聞き及んでおります!」


藤吉郎「いやいや、あれはたまたま上手く事が運んだというだけのこと。

正直、言ったはいいが、本当に一夜(いちや)にして城を築けるのか、わし自身もヒヤヒヤしたものじゃ。」


氏郷「それから、軍師の竹中半兵衛を味方につけるという、これも見事でしたな。

これがきっかけで、織田が美濃を手中に収めることができたのでございますな。」


藤吉郎「そのことを、なにゆえ知っておる?」


氏郷「織田信長の活躍の噂は、日野にも届いておりまする。」


藤吉郎「ところで、琵琶湖(びわこ)の周辺には、城を建てるのに良い土地が多くあるのう。

わしも、そうだな、今浜あたりに城を持ちたいものじゃな。」


藤吉郎は、一人で話している。氏郷はそれを、食い入るように聞いている。


藤吉郎「こたびの、大河内城の戦いでの働き、見事であった。

誰よりも早く、敵陣に斬り込むとは、勇気ある行動。

わしからも、実にあっぱれであった!」


藤吉郎の次は、弟の小一郎だ。


藤吉郎「のう、小一郎。お前もあの蒲生(がもう)の若君と、話してきてはどうか。」

小一郎「さようでございますか。実はわしも、あの若君と話でもしてみたいと、思うておりました。」


実は、蒲生(がもう)氏郷(うじさと)のことや、戦国時代の天下統一への道筋や、人物の相関図とか、そういうものを、タブレットで調べて、逐一、頭の中に知識として入れておいた。

蒲生(がもう)氏郷(うじさと)が、この後どんな生涯を歩み、さらには、蒲生(がもう)氏郷(うじさと)亡き後に蒲生(がもう)()がどうなっていったのか、周辺人物との関係とか、この戦いではどう関わったか、どんな戦果をあげたかとか、逐一調べていた。


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