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日常会話集①

▪️成瀬+巡:朝の教室


成瀬「メグル! 俺を見て何か気づかないか!」

巡 「気づかない」

巡 (スマホぽちぽち)

成瀬「そもそもまだ俺の方を見てもいないではないか! ほら!」

巡 (面倒そうに顔を向ける)

巡 「あー、少し髪切った?」

成瀬「そうなんだ! やっぱりメグルは観察眼が優れている!」

巡 「いや、それほどでもないけど」

成瀬「しかし、先ほど小鳥遊とミツカに聞いたが、今日もかっこいいとしか言われなかったのだ。いや、それも嬉しい言葉ではあるのだが……」

巡 「だったらいいじゃん。ほら、朝礼始まるからさっさと席戻りな〜」

成瀬「まだ全然時間あるが!?」


===


▪️成瀬+光果:休み時間


光果(ファッション雑誌を見る)

光果「ねえねえナル君〜。今度、暁くんのサイン会に行くんだけど〜」

成瀬「ほう! それは楽しみだな!」

光果(雑誌を成瀬に見せる)

光果「うんうん、そうなんだけど、その時に来ていく服迷ってるんだよね〜。この中だったら、どれが似合うと思う〜?」

成瀬「ふむ。……暁くんにどのように思ってもらいたいとかあるのか?」

光果「え〜? やっぱり好印象を持って欲しいし、おしゃれだなって思ってもらいたいかな!」

成瀬「よし! では、フレンチガーリースタイルで、アクセサリーとかワンポイントでメンカラーを加えよう! 例えば──」


光果「さっすがナル君〜。アドバイスありがとうね!」

成瀬「ああ! 自分でも完璧な見立てだと思う!」

光果「ほっほっほ、其方には褒美としてこの宝物を与えよう」

光果「はいこれ、期間限定のお菓子で美味しかったよ〜」

光果(お菓子を成瀬に渡す)

成瀬「おおこれは! 前から気になっていたんだ。ありがとう!」


===


▪️巡+小鳥遊:休み時間


 巡 「小鳥遊、さっきの小テストの三問目できた?」

小鳥遊「一応」

 巡 「まじ? 見せて。途中まではいけたから、式がどこ間違ったか確認したい」

小鳥遊「ん」

小鳥遊・巡 (それぞれ答案用紙を出す)

小鳥遊「ここ、符号逆じゃないか」

 巡 「……あ、本当だ」

小鳥遊「だからその後全部ずれてる」

 巡 「早く気づいてればなぁ。最悪」

小鳥遊「評価につながるやつじゃないからいいだろ」

 巡 「まあね」


===


▪️小鳥遊+光果:放課後


成瀬 (机の上で睡眠中)

小鳥遊(そんな成瀬をじっと見る)

光果 「(こそっ)成瀬は今日もかわいいな」(低い声)

小鳥遊「…………」

光果 「(こそっ)この眠り姫をキスで起こそうか」(低い声)

小鳥遊「…………」

小鳥遊(光果の座る椅子の脚を蹴る)


ガンッ。


光果 「わっ!?」

光果 「暴力反対〜!」

小鳥遊「うるさい」

光果 「まだゆづ君が言ったなんて一言も言ってないじゃん!」

小鳥遊「じゃあ誰の真似だよ」

光果 「え〜? 誰でしょうね〜?」

小鳥遊(光果の座る椅子の脚を蹴る)


ガンッ。


光果「二回目!!」


===


▪️巡+光果:帰り道


巡 「光果ってさ、なんで懲りずにユヅ君にちょっかいかけんの?」

光果「だって〜。最初は一匹狼的な感じかと思ったら、徐々に気を許す野良猫っぽいんだもん〜」

巡 「野良猫」

光果「そ〜。話しかけようとしても眉間に皺寄せたり、いつの間にかいなくなってたりしたのに、最近は普通に隣にいても逃げないし〜」

巡 「まあね」

光果「だから、どこまで許されるのか実験を……」

巡 「それで椅子蹴られてんの?」

光果「猫パンチみたいなもんだよ〜」

巡 「自業自得じゃん」

光果「でも本気で嫌だったら、もっとちゃんと言うでしょ〜?」

巡 「……それはそうかもね」


光果「ちなみにナル君は家犬! 初対面でも笑顔で駆け寄っていくしね!」

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