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ユニーク賢者物語(修正版)  作者: ハヤテ
第8章 「再会」の時

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第378話 またまた小闘技場

 お待たせしました、1日遅れの投稿です。


 中立都市フロントラル。


 時刻は既に夕方となっていて、空の色も青からオレンジ色へと変わっていた。


 にも関わらず、その都市の内部は大勢の人達で賑わっていて、それぞれ店で買い物をしたり食事をとってたりしている。


 そんな状況の中、ハンターギルド総本部内部は大勢の人達でかなり賑わっていた。


 何故なら、そこにはルーセンティア王国の王女イヴリーヌと、ストロザイア帝国皇妃キャロライン、そして、別の世界から召喚されたという「勇者」達がいるからで、彼、彼女達を見る為に数多くのハンターだけでなくギルド総本部で働く職員達までもが集まっていたのだ。


 そんな王女や皇妃、そして勇者達はというと、皆、ギルド総本部内にある「小闘技場」にいて、


 「わぁ、中にこんな施設まであるなんてぇ……」


 と、その小闘技場の中の様子に、「勇者」の1人である少年・野守がそう感心し、


 「だよなぁ。さっき見たハンター達もかっこよかったしよう」


 と、同じく「勇者」の1人である少年・暁は、ここに来る前に見た様々なハンター達を思い出してそう感想を言い、


 「うんうん」


 と、同じく「勇者」の1人である少女・有下も、野守と暁の言葉に同意するかのように何度も頷いていた。


 ただ、


 「「……」」


 同じく「勇者」である2人の少女・歩夢と美羽はというと、共に心配そうな表情で前方を見つめていたが。


 さて、そんな勇者達の隣では、


 「わぁ。わたくし、ギルド総本部の中だけでも初めてですのに、このような場所もあるなんて……」


 と、ルーセンティア王国第2王女のイヴリーヌが、目をキラキラと輝かせながら小闘技場内を見回していて、そんなイヴリーヌの両隣では、


 「い、イヴリーヌ様……!」


 「ど、どうか、落ち着いてください!」


 と、ルーセンティア王国の騎士・ヘクターとルイーズの2人が、必死になってイヴリーヌを落ち着かせていた。


 更に、そんな3人の近くで、


 「うーん。久しぶりに来たけど、中はそれほど変わってないわねぇ。あ、でもハンターちゃん達は……」


 と、ストロザイア帝国皇妃のキャロラインが「うーん」と考え込んでいて、そんな彼女の隣では、


 「……」


 と、娘であるストロザイア帝国皇女のアデレードが、歩夢、美羽と同じように心配そうな表情で前を見つめていた。


 現在、彼らがいる小闘技場内には、今語った「勇者」達や、イヴリーヌ、ヘクター、ルイーズ、キャロラインとアデレードの他に、「勇者」達と同じ世界の住人である2人の女性・凛咲とミネルヴァ、中立都市フロントラル市長のオードリー、ハンターギルド総本部長であるフレデリック、レギオン「紅蓮の猛牛」のリーダーであるヴァレリーと、そのメンバーである双子の兄妹・ディックとフィオナ、レギオン「黄金の両手」のリーダーであるタイラー、ハンター4人組のエリック、イアン、ステラ、ルーシー、宿屋「白い風見鶏」の女将レベッカに、「歓楽通り」で店を構えているナンシー、鍛治師夫婦のバージルとミラ、そして最後に、レナがいる。


 因みに他の人にいないのかというと、小闘技場の外にはかなりの人が集まっていて、皆、中の様子をなんとか見ようとしてちょっとした騒ぎになってしまっているが、それらは職員達によってどうにか押さえ込まれている状態だ。


 すると、


 「あのさぁ勇者さん達、初めて来た場所で浮かれる気持ちはわかるけど、そろそろ『現実』と向き合わない?」


 と、レナが呆れ顔でそう口を開いたので、その言葉に野守、暁、夕下の3人はハッと我に返ると、


 「じ、じゃあ俺から1つ言わせてくれ」


 と、暁が「ゴホン」と咳き込みながらそう口を開くと、ゆっくりと深呼吸して、


 「何がどうしてこうなってんだぁあああああああ!?」


 と、前方に向かってツッコミを入れるかのようにそう叫んだ。


 さて、そんな彼・彼女達の目の前には、この小闘技場のシンボルである「小闘技台」があって、その中央には制服を着たギルド職員の男性と、


 「……なんだか、騒がしいな」


 ヘクター、ルイーズと同じルーセンティア王国の騎士にしてルイーズの弟であるエヴァンと、


 「すみません、うちのクラスメイトが……」


 春風が立っている。


 さて、暁がそうツッコミを入れたように、一体何故このような状況になっているのか?


 その理由を説明する為に時を少し前に戻すとしよう。


 「だったら、あの日のことでリベンジする気はないですか?」


 と、宿屋「白い風見鶏」の食堂内で、エヴァンに向かってそう尋ねた春風。


 そんな春風の質問を聞いて、


 「『リベンジ』……だと?」


 と、エヴァンが警戒するかのように目を細めながらそう尋ね返してきたので、


 「は、春風! 何を言ってるの!?」


 と、ギョッと大きく目を見開いたレナが、春風に向かってそう尋ねたが、


 「ごめん、レナ。でも、これは必要なことなんだ」


 と、春風は申し訳なさそうな表情でレナに謝罪しながらそう答えたので、


 「ふ、フーちゃん! 駄目だよぉ!」


 「そうよ! あんな奴、相手にする必要ないって!」


 と、歩夢と美羽も、春風に向かってそう言ったが、そんな歩夢と美羽を見て、


 「2人とも、ごめんね」


 と、春風は申し訳なさそうな表情のままそう言うと、


 「で、どうしますか? あの日のリベンジしますか? それとも、このまま黙って何もしないでルーセンティア王国に帰りますか?」


 と、表情や口調は穏やかではあるが、明らかに挑発するかのようにエヴァンに向かってそう尋ねたので、それを聞いたエヴァンはキッと春風を睨み付けると、


 「決まってるだろ。あの日私が受けた屈辱、ここで晴らさせてもらう!」


 と、春風に向かってそう言ったので、


 『え、えぇ!?』


 と、エヴァンの言葉に周囲が驚きの声をあげると、


 「ふむ。それでしたら、うってつけの場所がありますよ」


 と、フレデリックが閃いたかのような表情を浮かべながらそう口を開いたので、


 「あら。一応尋ねるけど、それは何処かしらフレディちゃん?」


 と、彼の言葉にキャロラインがそう尋ねると、フレデリックはニヤリとしながら「ふふ、それは……」と呟くと、


 「ハンターギルド総本部、小闘技場です」


 と、キャロラインに向かってそう答えた。

 


 

謝罪)


 大変申し訳ありませんでした、この話の展開を考えてたら、その日のうちに終わらせることが出来ず、結果1日遅れの投稿となってしまいました。


 本当にすみません。

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