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神様になりたかった  作者: 諏訪絢斗


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情報収集②

やはり何処か納得のいかない文章になってしまう…取り敢えず書き終えるようにしているが難しい

 またここに来てクラリスの話を聞いている。

 彼女の声は聞きやすく、耳にすっと入ってくる。心地よいこの感覚に寝てしまおうかと考えてしまう。

 正直に言えば、最近考えることが多すぎておかしくなってしまいそうだった俺には、友人たちとの時間だけでなくこの時間も癒しになる。

 そして前の通りにノックがはいる。

「クラリス、交代の時間だ」

 アズモの声が聞こえる。

「はい。失礼しました」

 そう言ってアズモと入れ替わりでクラリスは出ていく。

「では経過報告ですが、聖女に関してはセシリア様で間違いないでしょう。ですが神様についてはかなりバラバラな情報なんですよね」

「と、言うと?」

「少し前に人として生まれ落ちて来たものの自分が神であると気づいていないだとか、死んでも死なないとか、既に神様にはメッセージを伝えたとか、成人した神様に誕生日の生贄を捧げただとか、要領を得ない話ばかりなんですよね」

「イカれた奴らの話だもんな仕方がない。何か大きな事件でもあればピースがハマりそうなギリギリといった感じなのも宗教団体っぽいな…」

 何もわからず最悪な状況であると考えさせられる。形はわからなくもないが、あとひとつ完成にはピースが足りないような感じがする。

「そうか、そればかりは仕方がないな。楽園が神様とやらが何者か認知すること、または楽園からのアクションを待つしかないという訳だな?」

 考えたくはないが…それ以外に考えられない。その間にどれほどの犠牲が出るのかは考えたくはないが、それも必要な犠牲だと割り切る他ない。

「そうなりますね…」

「………最悪…だな…」

 どうしようもない、こんなことごあることがどうもしようがない。最悪という言葉以外が見つからない。

「俺の方でも一応調べてみたりしたが…特に何も見つからなかった」

「傍に控えているメイドがですよね」

「…言うな。格好つけさせろ」

 それは事実なので否定はしない。

「何かあったら俺に伝えてくれ。ベルに言伝を頼めば俺に届く」

「了解しました。ところで我が君よ、花の街に来たのに女を抱かんのですか?」

「そういうのは落ち着いた時にな」

 少し格好つけて部屋を出る。俺は一体何を言っているのだろうかと少し恥ずかしく思うのはここだけの話である。


 夜ベッドに入り、すぐ隣に横たわるリリスに問う。

「いったいどういうことなんだろうな。宗教団体の行動…気になることが多すぎる」

 リリスは喋らない。…いや、喋れない、分からないことを断定することなどできないからだ。

「もういい、寝るぞ。明日何も起こらないといいがな」

 そう言って俺はリリスに背を向け、目を瞑る。

 その背中に弱々しく手が添えられているのを気づかないふりをして―

戦闘シーンを後半に描く構想なので何時まで経っても戦闘シーンが無いのはいかがなものか…そのために日常シーンの詳細を大幅カットしているというのに

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