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神様になりたかった  作者: 諏訪絢斗


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試験②

短い文章をぽつぽつと投稿しているのはどうかとも思うが仕方がないと思ってゆっくりしましょう

ごめんなさい嘘ですできるだけ頑張ります

別にゲームに夢中だったりした訳ではないのです時間がなかったのです信じてください

 魔法試験の方へと急いで向かう。あいつらが待っているのだから急ぐのは当然だろう。

「わりぃ、ちと時間がかかった」

 色々あったのだからどうしょうもない。が、悪いとは思っているので一応、謝っておくことにする。

「もぉー遅いー!みんなの出番終わったよぉー!」

 セシリアは居心地が悪そうにしている。それもそうだろう。彼女は聖女として、学校には強制的に入らせれるようになっている。入学希望者からすれば垂涎ものだが、特別待遇を受けている当の本人は、自分の実力を見せられないということに異議を唱えているようである。

 そんな空気に耐えられるはずもなく、これから試験を受けるやつを見ることにする。そこには、見知ったばかりの顔があった。

「おっ!あいつがやってんじゃん、フラムだっけ?」

 あのツンデレ小僧、フラムの魔法が見れるのか。一応、友人であるため応援をしておくべきだろう。

「フラム!頑張れよー!」

 フラムはこっちを見たあと、笑顔をこちらに向ける。その後、的に向かって詠唱をし始める。

「わが炎よ、相手を焼き尽くせ!」

 大きな炎の塊が、彼の持つ杖の先に溜まっていく。詠唱短縮…本来なら学園に入学したあとに習い始めるものだが、才能があるものは入る前に習得していることがある。5年に2人程の珍しさであるため努力と才能の賜物と言えるだろう。

「おぉ…凄い…」

 ユダが隣でそう呟く。当然だろう、入学の目標の一つであろう詠唱短縮がすでにできているのだから、あとは詠唱破棄を学ぶだけ、スタート地点が他より前にあるようなものだ。

 周りの声もそのフラムの才能を称えるばかりである。フラム本人はそれに対して、まんざらでもなさそうなのが可愛いヤツなのだろうと思う。きっと年上から好かれる男なのだろうと。

「さて…いいもん見れたし帰るか」

 試験は終わった。あとは一ヶ月後の合格発表を待つだけである。

 セシリアが口を開く。

「そうね、貴方達はどこに帰るのかしら?」

「俺は家」

 真っ先に答える。コイツは面倒なことを言いかねない。

「えっと、僕は近くの旅館に…」

「私もリュートと一緒で自分の家かな」

「私も自分のお家ですわね」

 それぞれが答える。セシリアは問題なし!と言った顔をするとやはり面倒なことを言い始めた。

「じゃあ、私のお家に来るのはどう?」

 セシリアの言う私のお家とは、そう大きなお城のことだ。王都の中心に建てられた城、セシリア城である。セシリア城とは別に親がセシリアのことが好きすぎてつけたわけではなく、初代聖女セシリアの名を冠したものなのである。初代セシリアは、今から約200年前の人物なのである。

 ……………まて、何かがおかしい…ということは俺は、200年前の世界から転生したってことになる。魔王の話を自分がむず痒くなるからといって深く調べたり、考えたりしたこともなかったが俺がいない間にそんなに経っていたのか?

 確かに俺の時代と違って、詠唱破棄の分野まで手を伸ばしているからおかしいと思ったが、街の景色はこうも変わらないものなのだろうか?

 いや…こうもグチグチ考えるのは止めだ。きっと今の俺は、コロコロと表情が変わる面白いヤツになっていることだろう。後でベルは殴るとして…いいやもういい、過ぎたことだ。

「よし、俺は帰るよ」

 今はここから逃げることだけを考えるんだ。と思い背を向ける。その首根っこを捕まれる。

「どこに行くの?」

 セシリアの声は逃さないと言った強い意志を見せる。

「女子会ってのをやればいいじゃないか、な?」

 セシリアは無言で親指を後ろに向ける。

「ソウイヤァおとこの子もいましたね」

 あまりの絶望に一部カタコトになってしまう。もう逃げられないようである。首根っこを掴まれたまま引きずられながら学園の門をくぐることになってしまった…なんとも情けないことである。

実は魔王様がいたのが何年前かを描いたのが今回が初めてという恐怖

本当にこのペースで完結させられるのだろうか

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