再会
お久しぶりです。まともに文章を書けない超絶一般人です。まともな感性を磨きつつストーリーを書き上げたいと思っているのだぁ
理事長の後ろをついて行き、第一校舎の3階の長い廊下を歩く。何処に行くのかと言えば理事長室だろう。
この学校は広く、ただの学生だけではなく、卒業後も研究をしたいと学校に居座る変態研究者たちも多いのだという。それがこの長い廊下を作っているのだ。研究室増設のために改修につぐ改修。国お抱えの錬金術師だのなんだのが当たり前のように居座っているのも普通であれば、おかしいことなのである。
ベルフェゴールは口を開かない、ただ静かに理事長室へ向かうだけである。それに教室には人はいない、今日は試験日なので研究室にも人の出入りを禁止しているのである。時に大爆発を起こす研究を試験日にさせるわけにはいかないからだ。
いくつかの扉を過ぎたあと一つの木造りの扉の前に止まる、理事長室に着いたようだ。
ベルフェゴールは扉を開けると先に入るように促してくる。その部屋は仕事に必要なものしかないといったような簡素なものであった。本棚、仕事机、異世界の地球儀(変な言い方にはなるが)、そして写真…俺たちの家族写真だ。
扉を閉めたベルフェゴールは話を始める。
「お帰りなさいませ」
「ベル…ただいま」
「貴方様が居なくなったあとの状況を報告します」
何も言わずベルフェゴールの続く言葉を待つ。
「いつも通りと言いたいことですが…妙な宗教団体が出来ていましてね…かなり手を焼いているのです」
「妙な宗教団体?お前がそういうってことは面倒事なのだな?」
「えぇ…サタナエルの率いる警察団が煙に巻かれているようで姿が掴めないのです。何らかの移動系の魔法使いが関わっていると考えられます」
「そうだな…痕跡も残らないということはそうなんだろうよ。サタがそう簡単に巻かれるわけがないもんな」
「それともう一つ…我々…ペッカートゥムのメンバーはなんともなく生存が確認されていますが…クラディスのメンバーは今、確認されていません」
「何かあったのか?」
「それもアレスに関しては、その宗教団体ができたタイミングで失踪したのです」
「それが関係あると?」
「そう、考えておりますが?」
否定はできない…人間と魔族が敵対していた時代に、今は同じクラディスのメンバーである人間側の王アレスと魔族側の王アザトースによる全面戦争があったのだ。
泥沼の戦争であったのだがリュートが魔王になってその戦争に終止符が打たれた、今は人間と魔族は統合して人間と云う括りになっている。
「他は?」
「アレスが居なくなってから続々と…彼らがそんな仲のいいように思えませんでしたが…仕事を与えていなかったのもあって皆が新しく住処を作った可能性もありますね」
「ないな、間違いなく」
都合よく使われている可能性もないだろう。少なくともアレスだけは…ほかの馬鹿達は知らないが。
「もう一度、情報を探ってみます。それと他のペッカートゥムに挨拶回りでもしたらどうです?」
「少ししたらな…学校生活を楽しんでからでもいいだろ?」
「何も問題が起きなかったら……ですがね」
その言葉に無言を貫く…考えたくもないことだ…。
「あぁ…それともう一つ、剣魔祭に参加しませんか?7月にあるんですが、剣術と魔法合わせた素晴らしい祭りです」
「参加して何か得でもあるのか?」
「今の時代の学生たちがどれほどの実力があるかを知っておくことはこの先役に立つと思いますけどねぇ?変な宗教団体のこともありますし」
それもそうだ、もしかしたら学生の力も借りなくてはならない事態に備えるのも必要なことなのだろう。考えたくもないことだが"最悪"とは常に想定しておくべきなのだから。
「わかったよ、出ればいいんだろ?出れば」
「ですよねぇ、出ますよねぇ、貴方はそういう人だ。最悪を常に想定して行動している。そうでなくちゃあ生きていけない環境でしたからね」
ニコニコ笑顔で言われるとこいつの思い通りになってしまったと嫌でもわかってしまう。
「じゃあ、あいつらんとこに戻るから…ペッカートゥムの奴らには連絡を入れといてくれ」
「了解しました」
そう言って理事長室を出る。ベルの情報に間違いはないだろうが…あと一人は情報につよい奴に接触しておくべきか…例えば、アスモダイに接触しておくべきかな?風俗街にこの歳で行くのはどうかと思うがね。
最近は装甲悪鬼村正を2周目している
記憶が残っていてもいいストーリーってのは身に染みるなぁと思うワケ




