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第64話 三人の“本気の戦闘”開始(1)
男は三人の気配と魔力に気づき、走り出した。
「……追尾か……。魔道庁の犬どもめ……!」
「犬じゃありません!! 僕は元・貴族魔法師No.1です!!」
王子に忠犬二人──自分も連れて行けと歎願され、ガルディオは不満を漏らした。
「僕は騎士見習いです!!」
だからルファードも不満を漏らす。
しかし、アルフレッド王子は本物の天然だから。
「僕は肩幅が小さい王子だ!!」
そんな三人のコントみたいな会話を聞きながら逃げる男は──
「意味がわからん!!」
裏切者は呟きながら逃走をするのだった。
◇◇◇
「ダークショット!」
裏切り者が魔力弾を放つ!
《バチッ!!》
忠犬二匹が瞬時に仲良く声を上げる!
「「危ない!!」」
しかし──今回は違った。
「ホーリーシールド!」




