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ぽっちゃり令嬢は美男子を逆指名する〜前世でデブと罵られた私、美の基準がバグった異世界で無自覚に男たちを狂わせる悪役令嬢になりました〜  作者: かず斉入道
第1章 悪役令嬢に転生出来ましたわ!

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第62話 戦闘後(1)

 戦闘後、セリシーヌは息を整えた。


「……魔力攪乱陣の中でも、刃を維持できましたわね」


 オルフェンは静かに頷いた。


「君の魔力は、確実に成長している……。肥大化しているが──制御できている」


 セリシーヌは胸を張った。


「わたくし、悪役令嬢ですもの! 影の戦場でも、美しく戦ってみせますわ!」


 オルフェンは地面の痕跡を見つめた。


「だが──問題はここからだ」


 セリシーヌは首をかしげた。


「問題……?」


 オルフェンは黒曜の瞳を細めた。


「魔導兵たちが使っていた《《魔力攪乱装置》》……。これは──他国の軍事技術ではない……」


 セリシーヌは息を呑んだ。


「では……誰が?」


 オルフェンは静かに告げた。


「王都内部の者が関与している可能性がある……。魔道庁内部の裏切り者か──王宮の影の派閥か」


 セリシーヌは剣を握りしめた。


(……王都内部の陰謀……。悪役令嬢として、こういう展開は嫌いではありませんわ)


 セリシーヌは王都内部にいる悪しき者たちを駆除することを決意するのだった。



 ◇◇◇


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