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ぽっちゃり令嬢は美男子を逆指名する〜前世でデブと罵られた私、美の基準がバグった異世界で無自覚に男たちを狂わせる悪役令嬢になりました〜  作者: かず斉入道
第1章 悪役令嬢に転生出来ましたわ!

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第55話 セリシーヌは新たな任務!(3)

「セリシーヌ嬢が北方任務!? 僕も行きたい!! 肩幅は小さいけど……気持ちは大きい!!」


 しかしガルディとルフォードの二人が。


「「出禁だから無理!!」」


「肩幅が小さいのにぃぃぃ!!」


 アルフレッド王子が叫ぶと王宮侍従が近寄り。


「王子、魔道庁に近づくとまた牢屋です」


「肩幅が減るのは嫌だぁあああっ!!」


 セリシーヌはなぜか、三人のことが見えないのに、遠くからため息をついた。


(……肩幅の問題ではありませんわね……)



 ◇◇◇



北方山岳地帯グレイヴ・リッジ



 魔道庁の転移陣が光り、セリシーヌとオルフェンは北方山岳へと移動した。


 そこは──雪と霧に覆われた荒涼とした山岳地帯……


 空気が重く、魔力が乱れている。


 セリシーヌは息を呑んだ。


「……魔力が……揺れていますわね」


 オルフェンは周囲を見渡しながら言った。


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