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ぽっちゃり令嬢は美男子を逆指名する〜前世でデブと罵られた私、美の基準がバグった異世界で無自覚に男たちを狂わせる悪役令嬢になりました〜  作者: かず斉入道
第1章 悪役令嬢に転生出来ましたわ!

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第53話 セリシーヌは新たな任務!(1)

 セリシーヌは新たな任務のため、黒い外套を羽織り直した。


(……北方山岳の魔力異常……。他国の魔導兵が関与している可能性……。悪役令嬢としては、こういう陰謀は嫌いではありませんわ)


 オルフェン副院長は地図を広げ、淡々と説明した。


「北方山岳地帯──《グレイヴ・リッジ》……。魔力の流れが乱れ、地形が変動している……。魔道庁の観測班が調査に向かったが……連絡が途絶えた」


 セリシーヌは目を細めた。


「……つまり、何者かに妨害された可能性があるのですわね?」


「その通りだ! 他国の魔導兵が潜伏している可能性が高い」


 セリシーヌは魔法剣を握りしめた。


「わたくし、行きますわ! 影の戦場での経験を活かして──他国の陰謀を暴いてみせますわ!」


 オルフェンは黒曜の瞳を細めた。


「慎重に動け! 今回は“敵が人間”の可能性がある」



 そのころ──忠犬二匹のざまぁ潜入未遂……



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