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第52.5話 飾りの筋肉とは何か? 王子、ついに美術班を巻き込み肩幅を芸術にしようとする(1)
朝の王宮訓練庭園──
アルフレッドは、昨日のセリシーヌ嬢の言葉を反芻していた。
「筋肉とは……《《わたくしの隣で堂々と立つための飾り》》ですわ」
飾り……
飾りの筋肉……
飾りの肩幅……
「……芸術だ……」
アルフレッドは震えた。
「僕の肩幅が……芸術になった……!」
◆執事長が美術班を呼ぶ
そこへ執事長バルドが静かに現れた。
「殿下。飾りとは芸術でございます」
「芸術……!」
「よって、美術班を呼びました」
「美術班!? 肩幅に美術班!?!?」
バルドは優雅に頷いた。
「殿下の肩幅は、もはや王宮の文化財です」
「文化財ぃいいいっ!!」
「はい、そうです」
執事長のバルドはアルフレッドへと一礼をした。




