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ぽっちゃり令嬢は美男子を逆指名する〜前世でデブと罵られた私、美の基準がバグった異世界で無自覚に男たちを狂わせる悪役令嬢になりました〜  作者: かず斉入道
第1章 悪役令嬢に転生出来ましたわ!

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第46話 魔道庁地下・静寂の訓練区画

 初任務を終えたセリシーヌは、魔力の流れが軽くなった自分の体を確かめながら、オルフェンの分析を聞いていた。


(……魔力が圧縮されて扱いやすくなりましたわね……。影の戦場での戦闘は、(わたくし)の魔力を成長させた……)


 オルフェンは淡々と記録をまとめる。


「セリシーヌ嬢……。君の魔力は、今後さらに成長する可能性がある。

 魔道庁としては、慎重に扱う必要がある」


 セリシーヌは頷いた。


(わたくし)、もっと強くなりますわ……。影の戦場でも、王宮でも──悪役令嬢として」


 オルフェンはセリシーヌの《《悪役令嬢》》と言う言い方を聞き、「クス」と微笑むが、直ぐに黒曜の瞳を細めた。


「その意志がある限り、私は指導者として支える」


 その瞬間──


 《ガンッ!! ガンガンッ!!》


 訓練区画の扉が揺れた。


 セリシーヌは青ざめた。


(……また来ましたわね……)


 オルフェンは眉をひそめた。


「……忠犬二匹だな」



 ◇◇◇


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