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第45.5話 心で感じる筋肉とは何か? 王子、哲学に手を出してさらに迷走する編(4)
◆アルフレッド王子、さらに迷走する
セリシーヌ嬢は優雅に微笑んだ。
「殿下。あなたはあなたらしく……。私の隣で美しく立っていればよいのですわ」
アルフレッドは胸を押さえた。
「セリシーヌ嬢……!! 僕は……あなたのために……飾りの筋肉を……!」
侍女たちは叫んだ。
「殿下!! 絶対にまた方向性を間違える!!」
近衛隊長は叫んだ。
「殿下!! 飾りの筋肉は戦場で死にます!!」
侍医は叫んだ。
「殿下!! 飾りの筋肉は医学的に意味がありません!!」
執事長は静かに言った。
「殿下……がんばってくださいませ」
アルフレッドは、今日も天然で勘違いをして、拳を握った。
「僕は……やる!! セリシーヌ嬢のために!!」
こうしてアルフレッドは──
《《飾りの筋肉》》という新たな方向性を掲げ、哲学と軍事と医学を混ぜてさらに迷走しながら訓練へ進むのであった。
◇◇◇




