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ぽっちゃり令嬢は美男子を逆指名する〜前世でデブと罵られた私、美の基準がバグった異世界で無自覚に男たちを狂わせる悪役令嬢になりました〜  作者: かず斉入道
第2章 悪役令嬢セリシーヌ 王都学園編

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第87話 ル・ルネサンス魔法学園入学(11)

ギルベルトは、顔を真っ赤にしながらも、完全に忠誠を誓った大型犬のような目でセリシーヌを見つめていた。


その背後からは、いつの間にか現れた冷徹魔術師ルファード(第一のドM)と騎士団見習・槍のガルディオ(忠犬二号)と筋肉・肩幅王子・アルフレッドが、氷の瞳でギルベルトを睨みつけている。


「おい、ハイン! セリシーヌさまに罵られる特権を、お前だけで独占するな。僕の方が先にゴミ扱いされたんだぞ」

「ルファードの言う通りだ! セリシーヌさまの盾は、もう既に僕がしている! だから君はいらん! とっとと寮にでも帰るがいい!」

「そうだ! ギルベルト・フォン・ハイン! セリシーヌ嬢の盾は僕で! 僕は彼女の婚約者だ! だからハイン家の息子などいらん!」



「うるさい、レイス! それとガルディオも王子殿下も邪魔だ! 僕の方がセリシーヌさまに『折れる』と物理的な肉圧の評価をいただいたんだ!」



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