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第87話 ル・ルネサンス魔法学園入学(11)
ギルベルトは、顔を真っ赤にしながらも、完全に忠誠を誓った大型犬のような目でセリシーヌを見つめていた。
その背後からは、いつの間にか現れた冷徹魔術師ルファード(第一のドM)と騎士団見習・槍のガルディオ(忠犬二号)と筋肉・肩幅王子・アルフレッドが、氷の瞳でギルベルトを睨みつけている。
「おい、ハイン! セリシーヌさまに罵られる特権を、お前だけで独占するな。僕の方が先にゴミ扱いされたんだぞ」
「ルファードの言う通りだ! セリシーヌさまの盾は、もう既に僕がしている! だから君はいらん! とっとと寮にでも帰るがいい!」
「そうだ! ギルベルト・フォン・ハイン! セリシーヌ嬢の盾は僕で! 僕は彼女の婚約者だ! だからハイン家の息子などいらん!」
「うるさい、レイス! それとガルディオも王子殿下も邪魔だ! 僕の方がセリシーヌさまに『折れる』と物理的な肉圧の評価をいただいたんだ!」




