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第84話 ル・ルネサンス魔法学園入学(8)
「──わたくし、セリシーヌ・フォン・ブラントが、あなたのお相手をしてさしあげましょう~!」
セリシーヌが、そう告げたの瞬間だった。
「……あ、ああっ……!! あなたが……。僕の崇拝する魔法剣士のセリシーヌさま……。だったのですか……」
ギルベルトの琥珀色の瞳が、見たこともないような熱い光を帯びて激しく潤んだ。
彼は自分の薄い胸板を両手で強く抱きしめ、ハァハァと荒い息を吐きながら、突如としてその場にドサリと両膝を突いたのだ。
「折れる……。僕が、セリシーヌさまに寄りかかられただけで、潰れて折れる……ッ!? なんて……なんて素晴らしい破壊力なんだ……!」
彼……ギルベルトは、自分の身体を火照らせながら、セリシーヌへと乞うように告げてきた。




