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ぽっちゃり令嬢は美男子を逆指名する〜前世でデブと罵られた私、美の基準がバグった異世界で無自覚に男たちを狂わせる悪役令嬢になりました〜  作者: かず斉入道
第2章 悪役令嬢セリシーヌ 王都学園編

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第84話 ル・ルネサンス魔法学園入学(8)

「──わたくし、セリシーヌ・フォン・ブラントが、あなたのお相手をしてさしあげましょう~!」


 セリシーヌが、そう告げたの瞬間だった。


「……あ、ああっ……!! あなたが……。僕の崇拝する魔法剣士のセリシーヌさま……。だったのですか……」 


 ギルベルトの琥珀色の瞳が、見たこともないような熱い光を帯びて激しく潤んだ。 


 彼は自分の薄い胸板を両手で強く抱きしめ、ハァハァと荒い息を吐きながら、突如としてその場にドサリと両膝を突いたのだ。


「折れる……。僕が、セリシーヌさまに寄りかかられただけで、潰れて折れる……ッ!? なんて……なんて素晴らしい破壊力エロティシズムなんだ……!」


 彼……ギルベルトは、自分の身体を火照らせながら、セリシーヌへと乞うように告げてきた。


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