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第83話 ル・ルネサンス魔法学園入学(7)
「ひえっ……!」
「セリシーヌ様が、あのプライドの高いギルベルトを完璧に一蹴された……!」
「さすがセリシーヌ嬢」
「伊達に悪役令嬢さまではございませんわ」
そしてセリシーヌ嬢に嫌味……。悪態をつかれたギルベルトはというと――。
彼は顔を真っ赤にし、拳を固く握りしめ、ガタガタと全身を激しく震わせていた。
(だ、だれだ! この女は! 殿下の名前もだしたけれど、一体何者なんだ!)
セリシーヌ嬢の容姿を睨みながら、脳内で彼女が誰なのかを思案する。
その頃──セリシーヌ嬢はと言うと。
(ふん、どうせ『よくも侮辱したな!』とか言って怒り狂うんでしょう。返り討ちにしてあげるわ!)
そう、王国最高位の《《若年功労勲章》》を王さまから頂いた、名実的にも、同世代では《《最高の魔法剣士》》になるセリシーヌ嬢がそう身構えた。




