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ぽっちゃり令嬢は美男子を逆指名する〜前世でデブと罵られた私、美の基準がバグった異世界で無自覚に男たちを狂わせる悪役令嬢になりました〜  作者: かず斉入道
第2章 悪役令嬢セリシーヌ 王都学園編

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第80話 ル・ルネサンス魔法学園入学(4)

「実戦演習だぞ。君のような、そんな……その、動きづらそうな(おデブ・肥満な身体)を満開にさせた令嬢が前にいたら、守るものも守れなくなる。大人しく後ろの安全な場所で、僕の背中でも見てな」 


 彼! ギルベルト・フォン・ハインは! セリシーヌが誰だかわからずに、言ってはいけないことを告げて、この場にいる生徒たちの顔色を一斉に蒼白させる、


 その頃──当のセリシーヌ嬢はと言うと?


(――出たわ。 前世で、わたくしが一番大嫌いだった、男特有の『お前を気遣ってやってる風の、遠回しな体型ディス』が)


 要するに彼──ギルベルト・フォン・ハインは、自分の痩せ型コンプレックスを隠すために、この世界で圧倒的強者(美女)であるセリシーヌ嬢へと知らずにマウンティングをして、少しでも男としての優位に立ちたいだけなのだ。


 しかし、前世のセリシーヌ嬢……。聖子ならば。


「足手まといでごめんなさい……」と俯いたかもしれないが。


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