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ぽっちゃり令嬢は美男子を逆指名する〜前世でデブと罵られた私、美の基準がバグった異世界で無自覚に男たちを狂わせる悪役令嬢になりました〜  作者: かず斉入道
第2章 悪役令嬢セリシーヌ 王都学園編

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第78話 ル・ルネサンス魔法学園入学(2)

 そんなある日のこと。


 学園の裏庭で行われた、実戦を想定した騎士科との合同防衛演習でのことだった。


「おい、そこ! 邪魔だ! どいていろ!」 


 低く、どこかトゲのあるぶっきらぼうな声……。


 セリシーヌ嬢が振り返ると、そこに立っていたのは、赤髪の短髪に琥珀色の瞳をした、いかにも「クラスのやんちゃなエース」といった風貌の少年だった。 


 彼の名は、ギルベルト・フォン・ハイン……。


 騎士爵家の嫡男であり、学園でもトップクラスの剣技を誇る、前世の感覚ならジャニーズ系アクティブイケメンだ。


 そしてセリシーヌ嬢の忠犬……《《セリシーヌ影護衛隊》》の一人……。槍のガルディオのライバル家でもあるお家柄……。


 しかし、この世界の基準はふくよかが一番……。


 そうセリシーヌ(聖子)の恋愛ゲームのような理想の世界だから。






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