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ぽっちゃり令嬢は美男子を逆指名する〜前世でデブと罵られた私、美の基準がバグった異世界で無自覚に男たちを狂わせる悪役令嬢になりました〜  作者: かず斉入道
第2章 悪役令嬢セリシーヌ 王都学園編

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第77話 ル・ルネサンス魔法学園入学(1)

 冷徹魔術師ルファードを「木の枝」「骨皮筋右衛門」と罵倒し、なぜかそのまま彼を忠実な猟犬(ドM)に調教してしまい。


 騎士団見習の槍の盟主ガルディオも忠実な猟犬(ドM)に調教してしまい。


 アルフレッド王子は、筋肉モリモリの肩幅大きな王子へと成長させ、王国最高位の《《若年功労勲章》》を授与された晩餐会からさらに三年の年月が経ち。 


 セリシーヌ・フォン・ブラントは、十六歳にして全寮制のル・ルネサンス魔法学園へと入学していた。 


 相変わらず鏡に映る彼女の容姿は、前世の関取を彷彿とさせる見事なマシュマロわがままボディ──


 だが、学園の廊下を歩けば、すれ違う男子生徒たちが。


「ああ、なんて神聖な肉圧……」

「あの二重アゴに挟まれたい……」


 彼らはセリシーヌ嬢の容姿を見て、堪能して、熱い吐息を漏らす。


 だからその都度、セリシーヌ嬢は、自分が作ったとは知らない、理想の世界に酔いしれ、堪能し、本当に最高だわ……と歓喜の声を漏らした。


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