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『生贄スキル』で最弱から最強へ~  作者: サービス坂井
第三章 冒険者
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第77話 超魔王門

パンクに指示を出したユウト(ルシファー)は一旦アマテラスに戻った。


「ミク!頼んでおいた案件はどうなった?」


「マスター!準備は全て完了しております!」


「そうか、じゃあみんなを呼んでくれ」


 ユウトはアヤとガスを元の世界に戻す為の準備を頼んでいた。ユウトはこの世界に転生し、両親の深い愛情のもと育ったので今まで地球に戻りたいと思った事がほとんどなかった。ただアヤとガスからしてみれば全くの異世界、スリープを解除したアヤとガス二人に再度今後事を確認したら、やっぱり元の世界に帰りたいとのことだった。


「マスター!皆様御集りになりました」


「ありがとう……みんな!ちょっと大事な話があるんだ!」



 集められた国の重鎮達やアヤとガスは少し緊張した顔でユウト(ルシファー)の話を聴いていた。


「今回皆に集まってもらったのは他でもない……そこにいるアヤとガスと一緒に異世界の地球と言う星へ僕も行く!」


 集まった者たちのどよめきが起こりルーシがルシファー(ユウト)へ問いかけた。


「ちょっと待ってよ!ルシファー(ユウト)!どれくらい向こうの世界に行くのよ?まさか戻って来ないとか言わないわよね?」



「うーん……別に期限は設けていないけど、早ければ3日くらい……遅くとも5年くらいでこっちに帰って来ようと思っているよ」


「え!5年て長すぎでしょう!」


「いやいやだから、最長でもって話だっつうの!」


 ルーシとルシファー(ユウト)が話している最中、ずっと黙っていた第一王妃にして獣魔王ユマが口を開いた。


「ちょっといいかニャ?」


「旦那様……まさかとは思いますが……私ユマをおいて行くのですか?」



「うん、おいていくってか僕がいない間この国の魔王はユマしかいないでしょう!そして序列から言えばルーシも当然この国を離れることは駄目だからね!」



「う……むむ……自分が魔王なのを棚に上げてよくもヌケヌケとそんな理不尽な事を!!!」



 ルシファー(ユウト)の言葉にユマとルーシはプルプルと震えながら漆黒のオーラを周囲にまき散らしていた!するとルシファーは話し出した。


「あ!言い忘れていたけど向こうに住まいを作ったら僕の部屋にも超魔王門を設置するから一カ月に1回くらいは二人とも遊びに来れるよ!」


「超魔王門?!月に1度は旦那様に会えるってこと?」



「うん今回向こうに行くために、ミクに頼んでどこにでも行ける魔王門ってスキルを作ってもらったんだ、ただ行く場所にもよるが門を通ると魔力をかなり消費するから下位の魔族は通れないし、ユマやルーシでも往復で月に1度か2度が限界ってとこかな……今回アヤとガスさんは僕が魔力シールドを形成して通るから大丈夫だけど、向こうの人間がもしこの門を通ったらこっちの世界に来た時には骨も残らないチリになってるよ」



「……旦那様それならそうと最初に言って頂ければ良かったニャン!」



「ああ、ごめんよみんな!でも国の管理と他国との外交はユマ達にお願いする事には変わりないから……勝手な僕を許してくれ!」




ルシファーは皆に深々と頭を下げた。


「……」



 聖魔王であるルシファー(ユウト)が頭を下げ、獣魔王そしてゾーマ大陸大陸の国王、シャングリラの重鎮貴族達も皆固まっていた!





「何を!ルシファー様!お止め下さい!我ら配下は聖魔王様の行動を制限する足枷では御座いません!聖魔王様は御自身のしたいようにすればよいのです!」




「いや、レッド(キリンビア帝国国王)ありがとう!まあこれは物事の節目だからな、大切な事なんだよ」



「わ……わかりました……」


レッド達は、にこやかな笑みを放つルシファー(ユウト)に賛同した。



「じゃそろそろ行きますか!!」



「スキル超魔王門発動!!!」









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