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『生贄スキル』で最弱から最強へ~  作者: サービス坂井
第三章 冒険者
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第76話 絶望

リビングルームのソファーにスリープ(冬眠魔法)がかかったアヤを抱っこしたままユウト(ルシファー)は座った。


「ミク!準備は出来ているか?」



ミクはピリピリしたユウトの様子を察していつものクルクル回って登場するのを自粛し忍者のようにシャッっと現れ答えた。


「マスター!準備は全て完了しています!」


「そうか……ではまずアヤの……最悪の記憶を完全に抜き取り、それにかかわった人間の名のリストアップから始めてくれ」


「了解致しました!マスター権限を確認!」


「スキル『パーフェクトメモリー』を発動します!」



「対象の全記憶把握を確認!」



「対象の部分的記憶の抜き取りを行使し、時間軸の緩和調整を実行します」


「対象の全確保及び名のリストアップを開始します」



「リストアップ及び全てのミッションが完了いたしました」



「そうか……ありがとう……」



「マスター……抜き取った記憶の確認を行いますか?」


「……いや、ミク悪いが……やめとくよ、お前の出したデータを信じているから確認はしないし……したくない……」



ユウトは少し目をギラつかせながらミクに次のミッションに移るように言った。




「ミク!予定通り三魔将の中で一番残虐な奴を一人召喚してくれ」



「了解致しました」



「マスター権限を行使、スキル『眷属』を発動し三魔将の一人、Ⅲを召喚致します」



ドでかい魔法陣がリビングルーム内に広がり三魔将の一人Ⅲが召喚された!召喚されたⅢは聖魔王ユウト(ルシファー)の前に跪き無言で指示を待っていた。その姿は漆黒ので塗り固められた存在……黒いウサ耳を有した身の丈150センチ程の小さな少女だが……その目は狂気に満ちており……口元からはヨダレが垂れまくっていた。ユウトは躊躇なく命令を下す!



「三魔将の1人Ⅲよ!顔を上げよ……」



「は!」


三魔将の一人のⅢは主人の命令に従い顔を上げ、ユウト(ルシファー)と目が合うとニコリと微笑み指示を待っていた。




「して……Ⅲよ……今日からお前の名をパンク・ルシファーSSSと名付ける!良いな!」



「はは!有難き幸せに御座いまする!」


「して、パンク!今回お前を召喚したのは他でもない……我が愛する者に……屈辱の限りを尽くした者たちに永遠の絶望を与えて欲しいからだ……」



「御意!私の全てを持ってその者たちに最凶最悪の拷問と絶望を永遠に味合わせて見せましょう!」



「そうか……ではミク!後は頼んだぞ!」



「了解致しました!北アキバノ大陸にダンジョン『無限の絶望』を作成!及びリストアップ対象者の魂をスキル『死集』を発動!リストアップ対象者魂のダンジョン内人型モンスターへと登録を完了致しました!なお無限の絶望ダンジョンマスター登録パンクを完了いたしました!」




「パンク……お前はこの元北アキバノ大陸……今は広大な無限の絶望ダンジョンを支配するダンジョンマスターだ!お前の働きに期待しているぞ!」




「はは!!!ルシファー(ユウト)様!必ずルシファー様のご期待に添える働きを完遂致します!」




こうしてのちに、元北アキバノ大陸は超巨大ダンジョン「無限の絶望」の出現により大陸全体が絶望し……絶望の大陸と名が変わっていった!


「パンク!リストアップした203人(ザケンナを含む)は何度殺してもダンジョン内だから永遠に復活する……何も躊躇するな!お前が望む限りの絶望をこの者達に与えてくれ!!!頼んだぞ!」


 

「はは!必ずやここ無限の絶望ダンジョンを地獄すらなまぬるい真の絶望を与える極地にして見せます!!!!」





パンクは深々とルシファーに頭を下げ続けていたのだった!





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