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『生贄スキル』で最弱から最強へ~  作者: サービス坂井
第三章 冒険者
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第71話 再会

汚い貴族をこの世から消滅させたユウト(ルシファー)はメイドミクの思念体に完全身体操作で人間だった頃の姿に戻ってガスに近いた!


「ああ!夢じゃないのか!?本当にユウトなんだな!」


ガスは泣きながらユウトと抱きしめ合っていた。


「ガスさん先ずそのボロボロの身体直しますね!」


「パーフェクトリフレ!」


ユウトは『無限の欲望』で即席治癒スキルを作成してガスを回復させ、欠損していた左腕も生えて元通りになっていた。



「はえ!奴らに切り落とされた腕が!!!戻ってる!!ユウト!ありがとう!」


ガスは余程辛い目に合ったのかずっと泣きながらユウトにしがみついていた。ほどなくして泣き止んだガスにユウトが問いかけた。


「ガスさん一体何がどうなっているのか説明してもらえますか?」



ガスは涙を拭いユウトから少し離れると遠い目をしながらゆっくりと口を開いた。



「あれはもう7年位前だろうか……ユウト(ルシファー)、お前が悪魔と戦いダンジョンのボス部屋で悪魔と共に消えてしまってからの事だ……アヤは毎日ダンジョンに潜りお前を探していたんだ……俺もアヤがあまりにも不憫でユウト探しを毎日手伝いながら一緒にダンジョンに潜っていたんだ、だがある日事態が急変したんだ……いきなり白い魔法陣に囲まれたと思うと一気に魔法陣に飲み込まれてアヤと二人でこの世界に転移してしまったんだ……いわゆるミイラ取りがミイラになったように私達もあの現実世界から消えてここに来た訳だ」


「ちょっと待ってくれ!アヤもこっちに来ているのか?」


「ああ……アヤもこっちに来ているが俺と同じく奴にやられて……」



「奴にやられた!?」


ガスは頷き悔しそうに顔をしかめる。


「この国の国王ザケンナは勇者召喚に成功し大いに喜び、勇者達には破格の高待遇を施していた……ある目的の為に……ザケンナ国王は勇者召喚と同時に邪神との取引を進めていたんだ。」




「邪神!?目的?取引って!?」



「ああ……なんとなくわかるだろう?ザケンナ国王は私達異世界勇者の持つチートステータスとスキルを独占する為に邪神と契約して他人の力を奪うスキル『鬼畜鬼吸収』をゲットしていたんだ……それと邪神との契約で勇者948人の魂は……邪神に献上されたんだ……」




「なんだよそのふざけた国王は!……そんな……って事は……もしかしてアヤは?!」




「……いや、アヤは俺と同じく今も奴隷として生きてはいるだろう……」




「……そうか、ガスさんだいたいの話はわかったがまずその奴隷の首輪を見せてくれ!」



ガスの奴隷の首輪をメイドミク思念体に解析させた。



「ミク!どうだ外せるか?」




「お答えいたしますマスター!今解析が終わり対抗スキルを構築しています!」



「そうか!ありがとうな!」



「マスター『無限の欲望』により奴隷解除スキル『フリー』を作成いたしました。ただ、この世界では奴隷解除スキルはかなりのイレギュラー的存在となりますので範囲使用はできません、個別使用のみになります。もし範囲処理を私が施して無理に使用した場合、この世界の神々達による天罰が執行される可能性があります!天罰は私及び所有者のルシファー様にも降されると推測されます。」




「了解!ありがとう!ってか神の天罰ってそんなに凄いの?」


「そうですね……マスターがレベル300位ですから……神はレベル10000で……その虫を殺す勢いでガツンと襲いかかってくるかと……」



「レベル10000って……さすがに躊躇するわな!」



「ですがマスター!逆にレベル10000を遥かに超えれば神をも気にせずに覇道を行使できると言うものです!」




「ま!そうなんだが、さすがに……ムリっしょ!」



「いいえ!マスターの経験値ストックはSSAですので全てレベル上げ行使に使用すれば15万位にはなりますよ!ただ……この世界の神およそ15倍のレベルですからマスターは魔王ではなく超越魔神となります!」



「……いや……超越魔神はまだいいや……ま、どうしてもそうならないといけない時にまた相談するよ……」



「いえ!大は小をかねるって言うでしょう!マスター!是非考えてくださいね!」



「!?ってアホ!神を超えるなんてどんな大やねん!かねすぎやわ!」



「あははははマスター!例えです!たとえ!」



「もう!突っ込むのも疲れる話やわ……今の僕は魔王で手一杯やわ!」


なんだかんだでガスの奴隷の首輪を解除して一旦ユウトの屋敷に戻る二人だった!


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