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『生贄スキル』で最弱から最強へ~  作者: サービス坂井
第三章 冒険者
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第65話 獣魔王降臨

ユウト(ルシファー)からエバー国王都殲滅命令をもらったユマは王都上空で街を眺めていた。


「では!そろそろ行きますか!ミクさん私の全ての力を開放してください!」


「了解!」


「獣魔王バトルモード化解放」


「全ての聖魔王リンクスキル解放」


思念体ミクのリンク制御によりユマは獣魔王本来の姿を顕現させた。


ユマは可愛い猫族の耳はあるものの、銀髪のロングヘア―に深紅の瞳、身体は禍々しい漆黒の鎧を纏い、凄まじい漆黒の獣魔王のオーラを放ちながら王都のど真ん中へ降り立った。



「なんだありゃー!!!」


「おいおいあれってまさか!」


「魔王だ!!!魔王がこの町に降臨したぞ!!!!」



ユマが王都に来てからものの数秒で大パニックになっていた。


「あらら……皆さま逃げてますの?!それは困りますね!私の役目はこの町の人間の殲滅!」



ユマは両手で剣をゆっくり抜き逃げ惑う者たちへ優しく剣を振った!



「ドゴーン!!!!!ゴゴゴゴゴゴゴ!!!」



更にユマはソードダンスを踊りながら四方八方に斬撃を無数に繰り出していた!



「ドパーン!!!ゴゴゴゴゴ!!!ドドドドドドドドド!!!!!」



それは地獄絵図のような光景でユマは笑いながら夢中でダンスを踊っていた!



「そこまでだ!!この悪魔め!!」



ユマの攻撃を掻い潜り勇者達50人がユマを取り囲んでいた。




「え?なんですの貴方達は?」




「我々はこの国の勇者だ!もうこれ以上お前の好き勝手にはさせん!覚悟するがよい!!!」




「はあ?!勇者……あーわかった!旦那様が不機嫌になった理由が!」



「何を言っているこの薄汚い魔族めが!」



「……旦那様はこの羽虫のような下等生物にがっかりされたんですね……きっと……」



その瞬間勇者達は連携を生かしてユマへの攻撃を開始した!



魔法部隊の勇者10人による範囲結界が展開されユマを結界内に閉じ込めた。


即座に攻撃魔法部隊20人及び近接戦部隊20人が一斉にユマへの攻撃を発動した!!

「ドドドドドドドドドゴパーン!!!!!」


「ドドドドドドドドドド!!!!」


勇者達のチート級スキル攻撃も多数ありユマを捕らえた結界内部はまさに火の海と化していた。



「ハハハハハざまーねーな!意外と呆気なくチリになったか!!!」



勇者達は自分たちのチートスキルの破壊力に酔いしれて高笑いをしていた。



「チリ!チリチリ!」



結界内部からスパーク音を響き渡らせながらユマがゆっくり歩いてくる!



「!!!何!!無傷でしかも結界を物ともせずに向かってくるだと!!!!」



「あらあらこんなホコリをまき散らすだけの攻撃……これでまさかおわりですか?」



獣魔王ユマはニヤリと笑い獣魔王の雄叫び上げた!


「GAAAAAaaaaaaaaaaaaaa!!!!」



凄まじいプレッシャーが辺り一面に広がり台地も勇者もガクガク震え、衝撃で建物は倒壊し、地面は捲れあがっていった。


50人以上いた勇者の半数は雄叫びだけで失神して倒れていた。



「う、うう!ば!化け物め!だが!俺のチートスキルでスグにおとなしくしてやんよ!スキル能力強奪!」



「キーン!」



「え!……な!スキルを奪えない……こんなこと……今までなかったのに!!」



「あれ?もしかして能力奪うスキルですか?ふう~まあ下等生物同士では通用しますが……私、獣魔王ですし、スキルなんてあまり必要御座いませんの!基本スペックだけでも十分ですが……それと私達には聖魔王様のスキルリンクがありますので……奪えないのですよ!そんな下等なスキルでは!!ま、貴方はすぐ死にますから種明かしをしてあげます!聖魔王様のスキル【無限の欲望】はあなたのスキルの最上位版みたいなものですから……その加護下にいる私達には魔法による攻撃は無効化されます!……残念でしたね……勇者様!」



「なんなんだマジで!そんなのチートどころじゃないだろう!くそ!!」



「ではそろそろ皆さま死んで頂きます!覚悟は良いですか?」



「く!」




「待ってくれ!俺の完全に負けだ!一つ聴きたい!良いか?」



「……まあ……いいでしょう!」



「獣魔王様!その高みにはどうやったら行けるのですか?」



「……結論から申し上げますと、今の貴方ではムリです!ただ貴方は力を欲していているところは評価します!なんなら私の獣魔眷属になりますか?」



「獣魔眷属?とは?」



「うふふ私は元は猫族なので……あなたが私の眷属になると超獣魔猫族になりますよ!」



「わかった!俺はあんたにこれから先家臣としてついていく!俺の名はシモノだ!」



「じゃあ、契約成立ね!シモノを我が眷属に迎え、名付ユマSを与える!」



ユマが宣言した瞬間!勇者シモノは超獣魔猫族に変異した!ユマと同じ可愛いらしい猫耳が生え、細マッチョ風の銀髪、赤目の超美形男子へと。



「スゲー!力がみなぎってくる!あああ!ユマ様!俺はなんでも出来る!ご命令を!」


「では!シモノ・ユマS!ここにいる勇者を殲滅しなさい!」



「御意!」




「オラ!ららっららっららららららっら!!!!!!!!」



「ひい!この裏切者!!」



「何とでも言え!俺はユマ様に惚れた!この先ユマ様の為だけに生きるんだ!」




シモノ・ユマSは手持ちのスキル強奪スキルで、勇者のスキルを奪いまくった後に猫パンチを元同僚の勇者たちに浴びせまくり殲滅したのだった!




「見事な猫パンチだったわ……あなた、私の見込み通りよ!」



「お褒めの言葉!ユマ様有り難う御座います!」




「では!仕上げと行きますか?!ついて来なさい」



「はは!」



ユマと家臣のシモノは王都の上空へと飛んだ!



「最後は私が終わらせます!シモノ、よく見ておきなさい!これが力です!」



ユマは壮大な魔力を右手に込め猫パンチを王都へ放った!


「ニャ!」


「ゴゴゴゴゴゴゴ!!!!ズゴゴゴゴゴ!!!ドパー!!!」



驚くことに!ユマのたった一撃の猫パンチは王都全体を一瞬で更地に変えていた!!!



「……あの……ユマ様……さっき迄の戦い、って別にいらないですよね?」



「……そんな事ないニャ!今の攻撃のおかげで、私の本来のしゃべり口調が戻ったにゃん!」



「えええええええええええええええ!!そんな事っすか?!!」



ユマたちは殲滅を終えルシファー(ユウト)の元へ帰っていった。










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