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『生贄スキル』で最弱から最強へ~  作者: サービス坂井
第三章 冒険者
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第57話 第一王妃

ルシファーはユマ・ルシファーSSSが獣魔王へ進化する直前にアマテラスへ転移していた。



獣魔王ユマは周りをキョロキョロ見渡す。




「ご主人様ここは?」



「僕の活動拠点の飛空挺アマテラスの中だよ!さすがに町中で魔王に覚醒したら魔力探知で直ぐに兵隊がやってくるからね!」




「……私、獣魔王になったの?」



「うん、だからここに来たんだ!まずは僕のメイドミクを紹介するね!ミク!来てくれ!」




ミクは奥の部屋からクルクル回りながら登場しルシファーとユマに一礼した。




「マスター!お久しぶりです!その方は……」



「あ、紹介するよ!今回僕が嫁候補にするために獣魔王化させたユマ・ルシファーSSSだよ」




「……マスター結婚するの?」




「うん、そのつもりだけど何か問題でも?」



「イヤイヤ問題はありませんが……私はてっきり、ルーシ様と……」




「あ!悪い悪い、勘違いしないでくれ!もちろんルーシとも結婚を考えてはいるが、ユマは第一妃候補だ!僕は第5妃まで娶るつもりだから気にしないでくれ!」




「……マスター益々魔王っぽくなってきたね!」




「そうかな……ただ僕は後悔しないように好きに生きるだけだよ」




「……マスター了解致しました!では第一王妃候補のユマ・ルシファーSSS様の人間へのメイクアップとオーラの完全隠蔽で宜しいですか?」




「お!そうそう話が早くて助かる!頼むぞ!」





ユマは禍禍しい獣魔王の姿から猫耳の無くなった普通の人間の美少女にみるみるうちに変貌し、ルシファーはその様子をにやけ顔で見ていた。





「完了致しました!マスター!」





「おお!人間になってもユマ……可愛い過ぎる!!」





「ミクありがとうな!じゃまたな!」



ルシファーはユマを連れてそそくさと転移で宿へ戻って行った!残されたミクは呆然としていた……




「……マスター……あの子しか見えてないでしょ……ま!マスターが幸せならいっか!」





ミクは笑顔に戻りアマテラスのお掃除に戻って行った。













「ご主人様?!」




「ん!?どうした?」





「さっきの方がおっしゃっていたルーシ様とは……」



「あ、」




「ま、あれだ……僕のブレインで、今は僕が留守の間、魔王代行をしてもらってる女の子だよ」




「ご主人様の彼女様なんですか?」




「うーん……正直に言うと微妙だな……大切な存在だか……ユマと僕みたいな関係でもないし……ってかユマ!」




「はい!ご主人様」




「一つだけユマに頼みがあるんだ!」



「はい!何なりと」




「えーと……ユマをこれから僕の本妻……第一王妃にしようと思うのだけど……事実だけをとってもユマ!君はすでに獣魔王なんだ!だから僕以外の人間や魔族、そして獣人に対しては、これから先敬語厳禁!出来れば上から目線で話して欲しいんだ……たとえ相手が獣王でもね!それと今後僕の事はご主人様ではなく、旦那様と呼んでくれ」



「……はい!旦那様!」





「ユマ!堅苦しい事は今後は無しだ!いいな!」





「わかったよ……旦那様……キャー!!……すみません」




「ん、まあいい徐々になれてくれればね」




こうしてルシファーとユマは互いに相談しつつ信頼を深めて行くのであった。



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