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『生贄スキル』で最弱から最強へ~  作者: サービス坂井
第三章 冒険者
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第52話 ギルド

人間の国エバーの魔の森へ落下したルシファーは近隣の城砦都市モルノを訪れた。




「あのーすみません冒険者ギルドへ行きたいのですが……」




門番はルシファーを完全に人間と思ってるらしく優しく答えた。




「君、冒険者志願かい?」




「あ、はい!」




「冒険者ギルドはここから真っ直ぐ大通りを行けば右手に見えた赤い大きな建物が冒険者ギルドさ!」




「みたところ、戦闘とか経験なさそうだが……あまり無理せずに頑張れよ!」




「はい!ありがとうございます!」




ルシファーが元気良く答えると門番は笑顔で見送ってくれた。






城砦都市モルノは魔の森のモンスターからエバーを守る都市の為、人間国家の中でも一番冒険者が多い都市だった。




ルシファーは冒険者ギルドを訪れた。



中に入ると、いかにも悪そうな面の冒険者達が一斉に睨んでくる。




ルシファーは冒険者達から眼をそらしあまり刺激しないようにギルドカウンターへ向かった。





「あのー冒険者登録をお願いしたいのですが……」



「あ!冒険者登録申請ですね!」



「はい」



「ではこちらへご記入お願いしますね、」





ルシファーはそそくさと記入してカウンターレディへ渡す。




「ではこちらがギルドカードになります!あとこのギルドカードに一滴、あなたの血を垂らして下さいね!それで冒険者登録は完了です!」





ルシファーはギルドカードに一滴血をたらすとギルドカードが金色に輝いた!





「え!」




カウンターレディ達や周りの冒険者達がざわざわしだした。





「あのーこれって何なんですか?ギルドカードにSSSって表示があるのですが……」




「あわわ!ひぃ!……申し訳ございませんユウト(ルシファー)それはギルドのランク表示でS~G迄あるのですが……私もカウンターレディを5年務めさせて頂いてますが、SSS表示は初めて見ました!」




「え!そうなの?!」





「はい、その最高がSですのでたぶんその3倍程のランクだと思います!詳しくは王都で確認なさって下さい!」




「うん!ありがとう!でも王都へはまだ行く気はないのでここで受けられるクエストお願いします」





「あわわ!現在ユウト様は最高ランクの冒険者なので掲示板にあるクエストは全て受けられます、お好みのクエストがありましたらお申し付け下さい!」



「そうなんだ……ありがとう!」





ユウト(ルシファー)が掲示板へ向かった時、冒険者の一人が声をかけてきた。






「おい!お前何かズルしたんだろ!この詐欺師が!お前みたいなガキがSSS?ガッハハ」




冒険者は豪快に笑いながら更に続けた!




「詐称スキル持ちだろ!見え見えなんだよ!」




そういい放つと冒険者はいきなりユウト(ルシファー)へ剣を抜き襲いかかった!





「うぉりゃぁぁぁ!」





冒険者は無防備のユウト(ルシファー)の頭部へ連撃を浴びせ、さらにユウトの首を落とすように力一杯切りつけた!




「ギン!」




「え!……」




切りつけた筈の本人がブルブル震え出した!





「もう終わりか!?」



ユウト(ルシファー)は何もなかったように平然として話す。




「なんだよ!?なんなんだよ、お前!」




「俺は冒険者ユウト(ルシファー)だが!?」




「次は俺から攻撃してもいいかな?!」





ユウトが拳を構えると、仕掛けて来た冒険者とギルドにいた全ての冒険者達は蜘蛛の子を散らすように逃げていったのだった。





「ち!なんなんだよ全く!」




ユウトは目的だった冒険者になれただけでも良しとして、この日は宿へ向かうのだった。


















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