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『生贄スキル』で最弱から最強へ~  作者: サービス坂井
第二章 異世界転生
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第49話 混乱

キリンビア帝国国王レッドの発言で会場内はどよめきが起こり、尋常ではない程の議論が繰り広げられていた。




「ありえん!貴様!そのような重大案件をよくもぬけぬけと語りおって!」



他の国々の国王も怒りの言葉の応酬が続いた!



「いや、私は単に事実をのべただけだが……」




「それを抜けがけと言うんだ!」



「そうだそうだ!」




「自分だけ進化しといてなんていいぐさだ!」




「私だけでは無いよ!我が娘ルーシも魔王ルシファー様の眷族序列第3位超上級魔族、正式名 ルーシ・ルシファーSへと進化しているが別に私達は他国を乗っ取ろうとか、そう言った野心は微塵もない!魔王様に誓ってだ!」





「く!うぅぅ……まさか娘までも!……」



「理不尽だ!これはもう話し合とかのレベルじゃない!」




「そうだそうだ!そのような事がゆるされるか!」




会場内怒号が飛び交いはじめてから魔王ルシファーはじっと眼をつぶっていた。




怒号が最高潮になった時ルシファーは眼を見開き言葉を発した!



「黙れ!」





凄まじいオーラと殺意のこもったルシファーの一言に会場は一瞬で静まり返った!




ルシファーはゆっくりと話し出した。




「さっきから聴いてると皆はキリンビア帝国国王レッドならびに娘ルーシが私の眷族に皆よりも先に進化している事に不満があるようだが……アッハハハ!!!!」



ルシファーは大声で笑い飛ばした。



「そんなのは私の自由だろ!違うか?別にレッドやルーシが悪い訳じゃないだろ?私が力を授けたい者に授ける!単純なことだ!何か文句がある奴はかまわん!申してみよ!」





・・・・・・



ルシファーの覇気のせいか、会場は静まり返ったままだった。





ルシファーは更に続けた。





「だが……皆の気持ちもわからん訳でもない!」




「確かに我が眷族になるだけでも上位魔族へ進化する……更に超名に関しては規格外な力を手にするだろう!」





なにやらルシファーは考える素振りをする。





「では、今回は椀飯振舞だ!今この会場にいる全ての魔族を眷族にしてやる!それで文句はないな!どうなんだ!!」



ルシファーは声高らかに叫んだ!!



会場は一瞬しーんとなり、次の瞬間!爆発したような歓喜の声が響き渡るのであった!




「ワー!ルシファー様!」


「ワー!ワー!!!マジか!!!」


「ワワー!ー!!!」





更にルシファーが叫んだ!




「範囲眷族発動!」





次の瞬間会場全体が暖かい光に包まれ国王や王族、貴族の重鎮達は次々とルシファーの眷族になり進化して行くのであった!




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