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『生贄スキル』で最弱から最強へ~  作者: サービス坂井
第二章 異世界転生
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第34話 魔王

ところかわってここは……



アキバノ中央大陸の人間至高主義国家エバー王国イカスルメ・ダ・ダニー国王へ謁見の間で家臣が報告をしていた。



「申し上げます!西のゾーマ大陸にて魔王の種たる魔力を感知いたしました。魔力はまだ小さいですが、波動は魔王種で間違いございません!」









「なに!ついに魔王の種がまかれたか……なんと言うことか……」




「薄汚い魔族どもめー!!」




イカスルメ・ダ・ダニー国王は誰が見ても困惑したようにプルプル震えていた。



「ならん!魔王の種を育て上げさせてるな!絶対にだ!」





「皆のもの!勇者召喚の儀式を急いですすめろ!」




「こちらも勇者召喚を早く成功させ、早期に覚醒させるのだ!」



「あと、このことをアキバノ大陸全ての国へ急いで知らせろ!」



「了解致しました!」










国王ダニーは険しくした顔で空を眺めていた。












人間の国がアタフタしているのも知らずルシファーはルーシと森にお散歩にお出かけし、二人でお昼のサンドイッチを食べ、心地好い風を全身に纏わせながら二人して日向ぼっこをしていた。




「あー気持ちいいなー!」


「うーん、そうね!ポカポカだし風も優しいしね!」




「あーなんか眠くなってきた」



「うふふ……いいわよルー膝枕してあげるから少し眠りなよ」



「うん、ありがとう……はわわ……ではお言葉に甘えてZzzz……」



「うふふ……本当に可愛いわ!ルー……」



穏やかな時間が二人を包み込んでいた。





「ん?……おはよう!よく寝たわ~」




「おはようルー!私もうとうとしてたよアハハ」




「そろそろもどろうか?」



「うん!そうだね」





ルシファー達は寮に戻り部屋で寛いでいた。




「ねールシファー晩御飯は何が食べたい?」



「ウーン……ルーシが作るなら何でもいいよ」



「もう!ちゃんと答えてよー……じゃ……ハンバーグで良い?」


「うん!ルーシの御飯は美味しいからね」



「うふふ……ありがとう!」



二人は仲良く晩御飯を食べ終わりソファーで談笑していた。



「あ!そうそう一つルーに聞きたい事があるのよ」



「ん?なに、何でも聴いてよ」



「ルーって剣士なの?魔法使っているところ見たことないからずっと気になってたの」



「うーん……言わなくちゃ駄目?」


「何でも聴いてよって言ったじゃん!もー」



「そうだね……でも色々あって魔法の使用は封印しているんだ……」



「そうなんだ……」



ルーシは残念そうにしていた。



「で、さっきの質問の答えは剣士かどうかだけど、正確には剣士じゃないかな」



「うーんあえて言うなら魔剣士かな」



「魔剣士?って事はルーは魔剣を所持してるの?」


ルシファーは少し戸惑いながら話す。



「今から話す事は……ルーシと僕だけの秘密にしてもらえると嬉しいんだけど……」



「え!私とルーだけの秘密!?」



ルーシはちょっと興奮気味にルシファーに近づく。



「うん、二人だけの秘密さ」



「わかったわ……絶対誰にも言わないわ、神に誓って約束するわ!」




ルシファー(ユウト)は深いため息を一つ吐いた後、話し出した。








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