第23話 若い二人
(あー今日は何しようかな~)
ユウトは飛空挺アマテラスのプライベートルームで、のんびりソファーで寛いでいた。
(ガスさんは今日はギルドに行くって言ってたしな~アヤさんはあれから連絡ないし……ま!少し寝てからダンジョンにでも潜るか!)
ユウトはコクコクしながら眠りにつきそうだった。
「ティロリン!ティロリン……」
「ん!電話か……はい……」
「あ!ユウトさんですか?」
「うん、どうした?」
「あの、今日もしお暇でしたら私とダンジョンいきませんか?」
「ああ、俺もちょうど行きたかったから良いよ」
「じゃあ宜しくお願いします!」
ユウト達は午後から先日の琵琶湖ダンジョンに行く事になった。
ユウトはアヤの部屋に招かれコーヒーを飲んでいた。
「ゴメンな、予定より早く来ちゃって」
「いえいえ全然OKですよ!私も早くユウトさんに会いたかったし……えへ!」
アヤは自宅にユウトがいる事で何故かテンションが上がっていた。
「しかしアヤさんの部屋綺麗だね!女の子の部屋って、皆綺麗なのかな?」
「え?ユウトさん女の子部屋入った事無いんですか?」
「うん、今日初めてだな!」
「え!じゃあ彼女さんとかいないのですか?」
「え!いるわけないじゃん……俺Gランクハンターだよ!」
アヤは少し顔が赤くなりながらニコニコしていた。(ま!マジ!チャンスじゃん私!)
「あ、すみません変な事聞いちゃって、でもユウトさんは格好いいし、強すぎるし、優しいから……これから沢山の女性から狙われますよ!」
「イヤーありがとう!御世辞でも嬉しいよ!」
「じゃあそろそろ行くか!?」
「はい!」
ユウトはアヤと手を繋ぎダンジョンへ転移したのだった。
第6層ボス部屋前に転移した二人は準備していた。
「えーととりあえず、さん付けは戦闘中とか面倒だからお互い呼び捨てで駄目かな?」
「はい!問題ありません……エヘヘ」
アヤはまた顔が赤くなりながらモジモジしている。
(キャー呼び捨て!まるでカップルみたいじゃあないー!落ち付け私!)
「あと、念のためこのアイテムスキルを装備してくれないかな?」
ユウトは光り輝く球体をアヤに渡す。
「え!この球体アイテムは……超絶対防御スキル?!」
「エェェェこれってまさか!」
「うん、発動すればその名の通りどんな攻撃も防御出来るスキルだよ、但し時間はレベルにもよるけどだいたい5分間しか効果はないんだ。もしもの時は発動させて欲しい!そしたらその5分間で俺がアマテラスにアヤを避難させる事が出来るからね!」
「……でもこんな高価なスキルボール頂いてもいいのかな?一度装備したら一生私の持ちスキルになってしまうよ?」
「ああ、そんな事気にしないでよ!俺もそれ持っているし、逆にアヤの事が気になって戦闘に集中出来なくなるからさ、是非装備しといてよ」
「わかった……ュ、ユウトありがとう!」
アヤは顔が真っ赤になりながらまたモジモジしていた。
「よし!じゃあ行くか!」
「はい!」
ユウト達はボス部屋の扉を開き進んで行った。




