第24話 ダンジョンの闇
ユウト達がボス部屋に入ると、扉が「ガシャン!」と大きな音をたてて閉まった。
「じゃあ!サクッと倒しますか!」
「あ!あの!ユウト、注意した方が良いかと……」
「ん?なんで?」
「私、友達に教えてもらったんですけど……この琵琶湖ダンジョンだけなんですが、6がつく階層のボス部屋に入ってボスが不在で魔方陣があった場合、ランダムに魔方陣から悪魔が一体召喚されるらしいんです!」
「え!マジかよ!」
「はい……その場合悪魔が召喚される前にボス部屋から直ぐに退避した方が良いみたいですよ。」
「うーん……でも……ボス不在の魔方陣なんてそうそう出ないでしょう!?」
「うん……そうですね……さすがにそこまで……運悪くないですよね!私たち……行きましょうか!」
ユウト達はボス部屋のいる奥へと進むのだった。
二人はゴクリと喉を鳴らした……。
「あの~ユウトさん!ボス不在の魔方陣なんですが……」
「いやいや大丈夫しっしょ!ランダムだからショボイ使い魔でしょ!6階層だし!」
そうこう話しているうちに悪魔が魔方陣から姿を現した。
「……なんかデカクない?……」
「はい……」
「これ……あかん奴やなきっと!……」
とっさにユウトはアヤの肩を掴みユウトは転移を発動させる!
「ピキーン」
「え!」
「転移出来ない……」
「ちょとまて!どうなってるんだ!」
ユウトは冷や汗を流しながらアヤを守る様に前にでた。
召喚された悪魔はどす黒いオーラに包まれながら笑っていた。
「フハハハー!久しぶりの現世か!楽しいのう!」
凄まじい魔力とオーラでダンジョン全体が震えていた。
「アヤ!すぐに扉の近くまで退避してくれ!ヤバい時はあのスキルを発動させてしのいでくれ!後は俺がなんとかする!」
ユウトは魔方陣に近づいて行った。
「ほぉう!我を恐れもせずに近づいてくるか……」
ユウトは冷や汗をかきながら話す。
「俺はユウトだ!あんたは悪魔なのか?馬鹿でかいし……」
「……悪魔か……笑止千万!」
「我は**王****だ!」
(え!滑舌わるくない?!なんたら王なんたらだ!にしか聴こえない……でもそれ言っちゃうと即死しそうだな……)
「それにしてもソナタからはとても美味しい匂いがする!人の身でありながら上位龍の香りがするとは……!?ソナタは龍神の化身だな!間違いない!覚醒はしていないようだ!」
「龍神の化身?!エェェェそれはさすがにありません!ナイナイ!絶対ありません!」
「フハハハ……そうか……我はそんな事どうでも良い!お前を喰って超絶至極へ行くのみだ!」
どす黒い空間が広がり……ユウトを包み込んだ……ユウトは全く動けない……
「パクリ!」
「うーん美味だ!最高の味わい!現世に来て直ぐにこんな美味いもの食べられるなんて!我はついてるなクハハハハー!!!」




