第19話 奈落
ところかわって飛空挺アマテラス。
「ガスさんコーヒーどうぞ」
「あ、ありがとうミク殿!」
「マスターもガスさんを想ってアマテラスに転移させたと思いますよ」
「ああ……わかってるさ……それぐらい、ただ……自分の無力さに、まいってるだけだ……」
ガスは空を眺めながら、コーヒーを味わっていた。
「キューキューキュー!」
突然アマテラス艦内に緊急サイレンが鳴り響いた!
「どうした!ミク殿!」
ミクは慌てふためいている!
「いま、マスターの生命反応が50%を切りました!私は今から思念体と全てのアイテムと再リンクして戦闘体制へ移行します!では一旦失礼致します!」
そうガスに告げるとミクは艦内へ消えて行った。
ミクはメイドモードから超絶メイド戦闘モードへ移行し、状況把握を1秒以内に終らせた。
「はあ~マスターのリアルタイムムービーと過去歴を確認してわかりましたが、たぶん天黒剣:奈落の使用は必須ですね!」
ミクは奈落バージョンを快適から即死バージョンへ切り替えユウトの指示を待っていた。
「ピコン!」
「奈落来てくれ!」
激戦の中、ユウトが奈落を指名した!
次の瞬間アマテラスは下部ハッチを開きユウトの位置情報を解析し、天黒剣:奈落にデータを移行し奈落を降下させた。
「状況確認済」
「マスターの敵を駆逐します!」
奈落は全長5メートル、幅1メートルの巨大な剣となり上空からダンジョンに突き刺ささりダンジョン内部へ貫通していった。
「ピコン!」
「マスターの生存を確認!」
ダンジョン内部……爆音が鳴り響く。
「ドコーン!!!」
ユウトが奈落を求めてすぐに、ダンジョン天井からありえないほど馬鹿でかい剣がダンジョン内部に突き立てられ、真下にいた。赤鬼は奈落に串刺しにされてた。
「ピコン!」
「対象物の殲滅を確認しました」
ユウトは状況の把握がまだ出来ていない。
「なんだこりゃ!これが天黒剣:奈落!?」




