2話:帰るまで遠足が当たり前【前編】
※こちらは5部になります
よかったら1〜4部も読んでみてください
ゼラの超効率回復ご飯を食べ……
無理矢理ぶち込まれてから30分が経ち
分かってたかのように起き上がる。
「……うぇ〜…なんか口の中が変〜…」
「…口の中が…うぅっ…」
目覚めは決していいとは言えなかった。
だが、その目覚めとは裏腹にさっきまでの
自分達の体が全然違うことを感じる。
「カナタ…わかる?」
「うん…なんか違うね!…んーっとねぇ
とにかく元気って感じ!体痛くない!」
「そうそう!さっきまですっごい痛かったのに
なんか全然痛くないの!元気って感じ!
飛べそうだよ!カナタ!」
「え、シオンそれは無理だよ?
私、シオンに飛び方教えてないもん!」
「そうじゃない!!!!!」
※※※
人は久々に動いたり、使わない筋肉を
無理に使って運動等をすると
数日間、痛みが発生することがある。
それは──『筋肉痛』。
あの地味にきつい痛みだ。
カナタもシオンも、ゼラの『瑠璃毒葬』の中を
完全循環とは別にそれこそ『全身』を使って
ゼラの元まで歩いたのだ。
筋肉痛が出るのは当たり前である。
※※※
2人の体の痛みと体力の回復もだが
体内の因子自体が落ち着いている感覚。
それはもう穏やかな波とも言える。
ゲテモノご飯は凄かった。
元気になった2人の横ではゼラ達が話している。
「ゼラ姉どうする?外はもう出れそうだよ?」
「止んだし、今のうちじゃない?」
「そうだね〜、あっちが問題ないのは
見てわかるし、いこ〜…」
「カナタちゃん、シオンちゃん。行くわよ。」
「行くぞー!準備はいいかー?!」
「「おおー!」」
カナタは右手を、シオンは左手を
高くあげながら元気よく返事をし
ゼラ達の後ろを歩き洞穴を出ていく。
なぜ拳を上げたのかは知らない。
洞穴の中から見るよりずっと外は明るかった。
空は青い、ぽつぽつある雲は白い。
─当たり前。
「シオン見てー!すごく明るーい!」
「ずっと見てた気もするけど
なんか…知らないとこにいるみたいだね…!」
「初めて見るような反応ぉ〜…変なのぉ」
「空がこうなのは当たり前じゃん!」
「ふふ、ほんと不思議なこと言うのね」
──疑わない。当たり前だから。
「あ、シオンちゃん?ちゃんと完全循環を
利用して歩くの楽にしないと
またすぐ体力なくなるわよ?」
「えっ」
「あはは!顔、顔!実は少し距離あるんだ
でも、ちょっとだけねホント!」
「でも、シオンの背中のやつ
重くないからもう平気なんじゃない?」
「カナタまでなんでちょっとそっち側なのかな!?」
「そ、そんなつもりじゃないよ…はは……」
カナタに対してはキリッと睨むシオン。
だが、確かにリュックには
何も入っていない。『軽い』。
だからといって、この雪山を越えるまでは
いや、越えてからもだが、体温調整や
体の動きの助けとして応用しないと
体力が無くなってしまうのはダストの言う通り。
ゼラもなんだかんだ優しい。
「元気だなぁ〜……私はだるいのにぃ…
早く帰りた〜い…。でも少しだけ
距離あるのはホントだから
ちゃんと覚えたことやらないと山で死ぬだけ〜…気をつけてぇ〜…」
改めて、5人は『里』へ向かい歩き出す。
当然、ゼラは歩いているのが
バレないように触手で隠している。
雪も使ってる。普通の人が歩いた時の
倍ほどにその雪が大袈裟に足元に舞う。
どう見ても不自然。
しかし、景色のおかげもあり
カナタとシオンは何も気にしない。
ゼラは隠すことに全身全霊。
心の声は叫んでいた。
「(絶対に見られたくない…!
こ、こんな……!恥ずかしすぎる…!)」
「(ダスト姉、ダスト姉…
ゼラ姉必死すぎない?別に良くない?
見られたってさ)」
「(カリス、殺されるわよ…)」
寒気を感じたカリスは黙った。
歩いている5人は
ゼラを先頭にダストとカリスは斜め後ろ
3人で三角形を作り、
真ん中にカナタとシオンがいる。
何も言わずとも陣形を組む
2人は何も言わなかったが驚いた。
シオンの警戒のやり方とは別
全員、パッと見は
全然警戒している様子じゃない。
でも、なにかが違うのは分かった。
「あぁ〜、ダスト〜?カリス〜?」
「大丈夫、もう撒いてあるわよ」
「どっからでもこい!」
「ならよ〜し……あぁ…ねむ〜い……」
カナタとシオンはポカーンとしている。
「ふふふ、口開いてるわよ?あのね、
ゼラ姉さんは、2人にわかるように言うと
『警戒はやめるな、準備はしておけ』ってことを
言っていたのよ。」
「え?言ってないよ?!
名前しか言ってないじゃん!」
「うん、何も言ってないよね?」
「あはは!そうだね、そう思うよね!
でも違うんだなぁ〜!」
「んん?…じゃあ2人は何をしたの?」
「カリス、水のあの武器みたいの出てないよ!?」
ダストは何をしたか説明した。
ダストは、広範囲にカナタ達に漂わせた
赤く光る特殊な鱗粉を既に撒いていた。
カナタ達に使ったのと違う点は
ドロップが触れれば、触れた箇所から
1本の『線』のようにダストまで伸びてくる。
ドロップのいる方向が分かり、対処しやすい。
ただし、鱗粉は『粉』に過ぎない。
届かない範囲、感知できない場所がある。
地中、水中、はたまた粉無効のやつ等だ。
これを対処するのがカリスの役目。
ダストの鱗粉は『強いが万能じゃない』
隠れているやつや奇襲してきた場合は
3人の中で速さに自信のあるカリスが
対応、そして排除を担っている。
基本的にこの2人が補助と攻撃をし
ゼラは何もしない。
なぜなら、余程のおバカドロップか
狂いまくった奴以外は『向かってこない』から。
仮に向かってきても、ゼラは
相手を見て排除できそうならする。
苦手ならカリスに任せたりもする。
戦いも適材適所。ということだ。
「へぇー!ちょ、ちょっと難しくて
ゼラが強いってことしかわかんないや!!」
「カ、カナタ……!
でも、名前だけでそこまでするなんて
3人はやっぱ凄いんだ…!」
「ふふふ、いいわよ、いま分からなくても」
「『動』は基本頭バカ〜、それに頭自体
人それぞれだから〜分かるやつと分からないやつ
いるのは当たり前〜…」
「うんうん!みんな同じなわけないよねー!」
「(3人があんな感じだし、いっか)
でも、名前だけでそこまでできるのはどうして?」
「え…いつからだっけ?ダスト姉」
「覚えてないわよ、忘れたわ。」
「私もなんで名前を呼ぶのか知らな〜い。」
「え、それは…深化で?だよね?」
「そうだよ〜?
言葉は知ってても意味を知らない。
意味は知ってても言葉を知らない。
行動は知ってても何故を知らない。
何故は知ってても行動を知らない。
アンタらも深化については聞いた事あるんでしょ〜?
色んなことに対して脳が勝手に選んで
消しちゃうから思い出したくても無理ぃ〜。
どうしようもな〜い……」
ゼラは話の流れからか沢山話した。
しかし「疲れた〜」と言い、黙って進み始める。
そんな雑談をしながら山頂を目指している。
周囲は雪の葉っぱをつけた枯れ木が並び
視界もいいとは言えなかった。
しかし、順調に山頂を目指す5人の足元が
ゴゴゴゴと揺れ始めた。
「な、なに!?」
「うわぁ!なんか動いてるよ!?」
地中から10体の
セカンドビッグバンの影響で変化した
クマムシの群れが道を塞いだ。
しかし、よく見れば、群れの先頭に
他のクマムシとは違うクマムシがいる。
形は人。しかし驚いたのはそこじゃない。
「…コろ…コロ…す……え…さ…つれ……て…け」
──喋ってる。
会話というレベルでは無いが
確かに言葉を発している。
以前に見たドロップは
自我がない人である意味化け物だった。
だが、目の前のこいつは
適合しているのに、
ゼラ達や自分達とは全く違う。
カタコトながらも言葉を発し
こちらの様子を、
その目に『悪』を宿しながら、伺う。
コイツの適合因子は──『クマムシ』
そして、一緒に現れたクマムシ軍。
最も死なない、最強の生命体と言われている。
当然、セカンドビッグバンの影響も
ちゃんと受けている。
その防御力は跳ね上がり、巨大化。
形はほぼ一緒で巨大化してるが、少し歪だ。
また、この軍のリーダーらしき適合者のコイツは
皮膚はゴツゴツしてる訳じゃないが
クマムシの甲殻と同じようになっており
手はクマムシのそれで、鎌のように鋭い。
『深化』が終わっている。
リーダーは、
こちらをただの食料としか見ていない。
そして『連れてけ』と言っている。
里の存在を知っていた。
これはダストが言っていた
『悪いことを考える人』の分類。
カナタとシオンが一番驚いてた。
「シオン!コイツ喋ってるよ!?」
「で、でも、私達みたいじゃないね…」
カナタとシオンは喋るドロップは初めて見る。
ダストが少し補足をする。
「アイツは『適合者』としては
わたし達と一緒よ。違うのは
『生きてきた道』が違う。因子の力を
悪いことに使ってきた結果ね、簡単に言うと」
「バカだなぁ…適合して周りと違うからって
気分よくなっちゃったんだね!
そうなるのも仕方ない!」
「うげぇ〜…気持ち悪ぅ〜……でも邪魔〜」
ゼラとカリスもそれぞれ反応していた。
ゼラの言葉を聞いたからなのか、タイミングか
リーダーは、鋭い鎌をゼラに向け叫んだ。
その声は人と化け物が混じっていた。
「……い、グォォォォォ……け…ァァァァァ」
「え〜…どうして〜……?」
ゼラは触手に座り動かない。動くのは他の触手。
突っ込んでくる1匹に
ゼラの触手という鈍器が容赦なく顔面と
胴体を叩きまくる。
止まったと思えば、クマムシドロップは
何も無かったかのように突っ込んで来る。
全く効いていない。
クマムシドロップは
──『完全物理無効』だった。
跳ね上がった防御力は
ゼラの物理攻撃ですら完全無効化している。
正真正銘ノーダメージ。
ゼラはそれを見て、即断即決しカリスと交代する。
「(こいつ…)
カリス〜…私じゃ倒せないや〜、おねが〜い…」
「え……あぁ!OK!任せてー!」
ゼラはゆっくり後退し、後ろから
勢いよくカリスが前に出た。
「お前ら物理効かないんだな!でも、ざんねーん!
あたしは物理じゃないぞー!いくぜー!
カナター!シオンー!よく見とけー!」
カリスはゼラの前にいた1匹に腹パン。
腹パンは拳で行う。誰が見ても明らかに物理。
「はい!次ー!」
カリスは腹パンをしてすぐに次のやつに向かっていく。
腹パンをされたクマムシはまだそこにいる。
殴られたお腹をポリポリしている。
しかし、カリスは行ってしまう。
「おい!カリスー!まだ倒してないぞー!?
どこ行っちゃうんだよー!」
「え、なんで…ほら!振り向いて向かおうと──」
カナタもシオンも当然反応するし
「どうして?」と思うのは自然。
そして、シオンがカリスに
クマムシが向かおうとしてることを伝えようとした。
その時、腹パンされたそのクマムシは
──『破裂』し飛び散った。
「「……え?!」」
カリスの攻撃をダストとゼラは教えてくれた。
「うわぁ……2人に分かりやすく破裂させてる〜…。
カリスはねぇ…私みたいに
物理攻撃じゃないんだぁ〜、だから
さっきのはただ殴ったようで違うのぉ」
「ん〜???ゼラ、よくわかんないよ?
手で攻撃してるじゃん!んんん?」
「そうだよ!手を使ってたよ!?」
「見とけって…カリスねぇ……
ここからだから見えないじゃない…
2人とも?カリスはさっき
あのドロップのお腹に手が当たる瞬間に
自分の手を『水』で包んでから
そのまま当ててその水を『体の中』に入れたの」
「傷はぜ〜んぜんつかないんだよぉ?
それに、あの水は普通じゃないの〜
因子の力で作られてるからねぇ…
使い方は色々あるけど、あの水でカリスは
ドロップの体の『中からぶっ壊す』んだ〜」
「じゃあゼラじゃダメじゃーん!!」
「カナタ……そうだけど……そうじゃないよ……」
「うるさいなぁ〜、だから任せたんだよ〜…」
「ふふふ、カナタちゃんも
悪気は無いからタチ悪いわねっ」
カナタ達が話をしている間も
カリスは「次!…次!」とクマムシ達を
倒していた。まるで作業。
そして、気づけば
リーダーも含め全員『破裂』していた。
「ほらぁ〜…カリスで正解〜」
「さすが、速いわね」
「どうだ!あーはっはっはー!
このくらいのドロップなんて
弱っちすぎて簡単簡単っ!」
ゼラとは違う、その強さは確かだった。
カナタとシオンは驚いてばかり。
だが、シオンの耳が音を捉える。
「ま、待って!なにか
なにか気味悪い音が……聞こえる!」
シオンは極小の音を捉えていたため
シオン以外は聞こえていない。
しかし、その音はだんだん大きくなり
全員に聞こえるほどとなる。
ピチャピチャ…ズズズ……
ビチビチビチビチ……………!!
「……は?!んなっ…!
バラバラにしただろー!?なんでだよー!」
「うわぁ……なにぃ…あのドロップ〜」
「元に…戻ったわ…」
カリスの攻撃により破裂し飛び散った無数の肉片。
その肉片達は、破裂時に
カリスに打ち込まれた『水』を一緒に
そこかしこに撒き散らしていた。
そしてその『カリスの水』を再利用し、
気持ち悪い音を立てながら、再生した。
※※※
本来のクマムシなら、
肉体がバラバラに破裂すれば確実に死ぬ。
しかし、セカンドビッグバンの影響で
その当たり前も終わっている。
この世界のクマムシは再生する。
水があれば再生はするが『1度のみ』
その代わりに体が巨大化し
完全物理無効を手に入れた。
この『再生が1度のみ』という点は
再度、倒さないと改めて確認できない。
また、ゼラは殴った時、触手から
微量の毒も打ち込もうとした。
ゼラは殴る時はそうしている。
結果、クマムシには効かなかった
ゼラの毒は蒸発し、それを見て
毒が通らない事をゼラは確認していた。
変化したクマムシは毒も完全無効だった。
七色の雪の影響は凄まじかった。
だから、カリスと交代したのだ。
※※※
リーダーを含めた10体は
カリス達が驚いてる間に再生し終わっていた。
「うわー!またー!?でも、倒しても
また戻るかもー!どうするの!?」
「カリス…!どうするの?」
シオンとカナタに心配されるカリス。
完全物理無効ならば
カナタもシオンも役に立たない。
だが、カリスは気にしていなかった。
むしろ、いい機会と思った。
「カナタ、シオン!特別にあたしの
オーバーファクター見せてあげるよ!」
「ちょっとカリス!そこまでしなくても
倒せるじゃない!なんでわざわざ……」
「違うよ、ダスト姉〜」
カリスはニコニコしながら答える。
「今また10体になった、さっきみたいに
あっちこっちからの攻撃を
気にしながら戦うのはやりにくい!
でも、使えば『1体ずつ』で楽!
あたしは『1体ずつ』が好き!そんだけ!
まぁ…制約あるけどそれは、
『武器の練習』ってことで!」
「私でも使う〜、めんどいから〜
あぁ〜ダメだぁ…私じゃ倒せないんだった〜」
「はぁ……動の考えは全くわからないわね
もう、好きにしなさいよ、でも『気をつけて』ね」
「大丈夫!すぐやっつければ平気!」
ダストは呆れていた。
ダストとカリスのやり取りは
カナタとシオンには意味がわからなかった。
「シオン、なんの話してたの?」
「私に聞かないでよ、私もわからなかったよ」
カリスは動きだす。
「さて…と。んじゃ……。」
カリスの綺麗なロングヘアは
普段は地面に向かい垂れている。
しかし、その髪がゆっくりと
水中にいる時のように、ゆらゆらと揺れ始める。
同時に、目の瞳孔は
丸から細く縦長に変化しカッと開く。
虹彩はリュウグウノツカイを思わせる銀色に変わり
ゼラとはまた違う『目』になった。
カナタ達はのんびりしてるように見え
カリスにドロップが来ていることを知らせる。
「あ!カリス!来てるよ!早く!」
「カリス!何してるの!?」
カナタとシオンの声を聞き、カリスは
大きく息を吸い込み肺に入れ次の瞬間
──ッシャアアアアアー!!
カリスの口から、
超高圧の『大激流』がブチ撒かれる。
カナタとシオンじゃなくても、
その勢いを見れば誰もが
「その大激流で敵を押し流して、
圧殺するか溺死させる攻撃」だと思う。
全く違った。
カリスの動きは、
まるで龍が火を吹く動作そのもの。
しかし、出てきたのは『水』。それも大激流。
その水を浴びたクマムシ達とリーダーは
流されず、微動だにせずその場にいる。
カリスの『リュウ』の咆哮が終わると
その水は、クマムシ達1体1体の足元へ
水溜まりとなっていた。
そして、そこから
『コポ…コポコポコポコポ』と音を立てて
『やや大きい水滴へと変化し、閉じ込めた』。
「よーし!さっさと終わるぞ!!」
カナタ達の頭の上には『?』しか浮かばない。
思っていた攻撃と全く違うのと
クマムシ達を囲む水の意味が不明だから。
カリスは歩きながら
『ポキポキ』と骨を鳴らし
1滴(部屋)の前に立つ。
そして…
手には水で作られた武器が握られていた。
「まずは、ここから行くか!
武器は〜…ん〜……槍にしようかな!」
『ちゃぽん』という音と共に入水する。
どれぐらいだろうか。
再度『ちゃぽん』という音が聞こえるまで
数十秒もかかっていない。
入水したはずのカリスが既に外にいた。
しかし、すぐにカリスは次の水滴(部屋)へ
この水滴は、
光の屈折と水特有の揺らぎのせいで
中で何が起きているのか、
外にいる者は全く分からない。
外で何が起きているのか、
中にいる者は全くわからない。
また、外の音と中の音も一切を遮断する。
今、唯一、何となくわかるのはカリスが
出たあとの水滴の中は、クマムシの血なのか
水滴に混じって色をつけていること。
「次は〜……ムチにしよう!」
武器を決め「ちゃぽん」と入水し
すぐに「ちゃぽん」とカリスは出てくる。
そして、そのまま次の水滴へ…。
「何度見ても、カリスのは何が起きてるか
分からないから反応に困るわね……」
「まぁ〜…いいじゃ〜ん……なんか
血みたいのが出てるみたいだし〜
倒してるのがわかるよ〜」
「なんでカリスは持つ物を変えるんだろう?」
「あー!それ!私も思ってた!シオンと一緒!」
気づけば残りは『リーダーの水滴』のみ
カリスは武器を決めていた。
「最後はあいつだな!あぁ〜…目が痛いぃ〜
ササッとやっつけよう!武器は…短剣にしよ!」
──ちゃぽん。
カリスは最後の水滴へ入水した。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
カリスは見せてくれるみたいですね
楽しみです
ブクマ等はお任せします。
ゆるく楽しんでいただければ、それで!
山頂で食べてみたいカップラーメン




