閑話 「魔装具の紹介」
——閑話 「魔道具の紹介」の続き——
まず初めに。
魔装具とは、人が手や足など、体につけて使う道具のこと。
一般的に魔装具をつける、はめる場所は手や足が一般的だ。
魔装具はつける、はめる場所によって用途が違う。
腕なら魔力の足りない人向け、手なら魔法をうまく撃てない人向け。
足なら身体能力を上げる系の魔法の補助向け、腹部などは体の中の魔力を増強させて魔力枯渇をなくす向け。
——と、色々と用途があるが、全てはたった一つの役割にまとまる。
魔装具は魔道具とは違い、補助を目的とした道である。
魔道具は補助ではなく、強化や補強であり、魔装具とは少し違う。
魔装具は魔法が使えない人や魔力が少なく、魔法があまり使えない人が主に使う。
そのため、使っている人はお年寄りや小さい子どもが大半だ。
魔装具は魔道具と比べて、少しばかり値段が全体的に安い、これは魔装具が魔道具とは違い補助が目的であり、強化をするわけではないからだ。
魔道具なら魔力が少なくても強力な魔法を使うことができる。
デメリットはあるが、魔力がある人なら魔道具を選んで使っている。
反対に、魔装具は魔力があっても強力な魔法を使うことはできない。
使う魔法の魔力消費量をわずかに減らすことはできるが、魔力消費量の減少も、魔道具の方が大きく減少できる。
ではなぜ魔装具が存在し、売れているのか?
それは、最初にも言ったが魔装具は魔力がない人や魔法があまり使えない人向けの道具だ。
魔装具は、内部に魔力を秘めた結晶を内蔵しているため、その結晶の魔力がなくならない限り、魔装具をつけた人は魔法が撃てるのだ。
特に魔法が強化されて出るわけではない、ただ普通の魔法が撃てるだけ、だが普通の魔法を撃つだけでも、魔法が使えない人や魔力量が減少し、魔法をあまり使えなくなった人にはとてもありがたい道具なのだ。
例えば、家庭菜園をしている一人で暮らしているお爺さんがいたとしよう。
歳をとるたび、人の魔力量は減少していくもの。
そのため、このお爺さんの魔力は全くないものだとしよう。
家庭菜園をしているためお爺さんは魔法でたくさん水を出したい、栄養のある水を出したい。
だが魔力が全くないから水が全然出ない、そんな時に魔装具の出番なのだ。
腕につけるタイプの魔装具を使えばあら不思議! 水がどんどん出てきて栄養のある水を苗にかけることができた。
そんなことを目的としている魔装具、あなたも一ついかがですか?
「——すごい熱心な宣伝ポスターだな…」
魔装具か…俺は魔道具の方が欲しいかな?
魔力は別にあるから、魔法の強化とかして有利に戦いたいな〜。




