閑話 「魔道具の紹介」
——第七十話の中での話——
まず初めに。
魔道具とは、人が効率的に魔法を、戦いで有利に進めれるための道具である。
魔道具は、剣や杖など、一般的に冒険者が使う道具とは別に、使う道具自体は違うが、少しカラクリが施されている。
魔道具で代表的なものは魔剣だ。
魔剣士は、使う魔法を剣に宿して魔法を使うが、魔剣は少し違う。
魔剣は、魔剣自体に魔力を流すことで、消費魔力量を減らすことができ、使う魔法の威力も増加できる。
魔道具はすごく便利であり、使い方も楽なため、市場では魔道具を売っている人が大勢いる。
ここで一つ注意点を、よく間違われるが、魔道具と魔防具は違う物、もちろん魔道具と魔装具も別物だ。
魔防具は普通の防具と違って、魔法耐性がとても高く、普通の防具よりも高い。
なのでピクシー系のモンスターなんかにはとても助かる防具、魔防具は決して魔道具の一味ではないと言うことを頭に入れてもらいたい。
先ほども言ったが、もちろん魔道具と魔装具も別物だ。
例えば、魔道具の杖を買ったとしよう。
通常なら、魔法を使う際に魔力を杖に流し込むが、魔道具の杖を使えば魔力消費量が減り、威力も上がる。
ここまで聞けば全員買った方がいい、買い得だと思うが、そんな魔道具にもデメリットはある。
それは耐久性だ。
魔道具は便利だが耐久性がない、机の上から誤って落としてしまうともうお終いだ。
壊れてしまう。
そのため、扱い際には丁重に扱わなくてはいけない。
それは戦闘中もそうだ、戦闘中に魔道具に破片やモンスターの攻撃が当たればすぐに壊れてしまう。
魔道具を壊さないように戦わなくちゃいけないため、魔道具に意識が向いてしまい、モンスターに向ける意識が削がれてしまう。
相手に直接当てる系の剣や槍などの近接武器は、すぐに壊れないように魔法があらかじめかけられているが、それでもドラゴンなどの超硬い敵には不向きだ。
そのため、魔道具はとても便利だが、上級者やランクの高い冒険者であれば、使っている人はあまりいない。
初心者から中級者向けなのだ。
多少のデメリットはあるが、それでも得られる恩恵が大きいため、魔道具の市場は拡大した。
初心者や威力を求めたい中級者の人はぜひ魔道具を買って使ってみよう!
あなたも魔道具、いかがですか?
「——宣伝ポスターか…魔道具って人間界の方はものすごく店とかあったけど、魔界では人間界ほど多く普及してないなぁ」
魔族はそんな必要じゃないのかな?
それならなんでこんな宣伝ポスターがあるんだろう?
「ん、こっちにもポスターがあるね」
なになに〜? こっちは魔装具の宣伝ポスターか。




