鉱石
もうちょい一話を長くしようかなぁ・・・短すぎるもんなぁ。
でもそうすると途中で力尽きてグダグダしそうなんで(これ以上のグダグダは避けたい)徐々に頑張って行きたいと思います。
私の今の実力じゃあこれが精一杯。
クラウン渓谷は両側が鉱山になっている。
バルバット連山はミスリルやダラマスカス鉱石が取れる鉱山で、高レベルなプレイヤーも鍛冶プレイヤーに依頼されて無双しにきたりするらしい。
まぁ、そういう無双プレイヤーさんは渓谷の方には降りてこないから別にいいんだけどさ。
レベル的には俺とリンだけでも鉱山には行けるけど、採掘アイテム持ってないんだよなぁ。ミスリルが出るなら行ってみたいんだけどなぁ。
休憩中にジェイスさんに教えてもらったバルバット連山の情報を聞いて、俺はツルハシを持っていない事を激しく後悔していた。
まぁ、レベル的にはかなりギリギリだし、まだ安全に探索できる状態まで強くなっていないから行かない方がいいんだけど、ミスリルとか聞いちゃうと気になっちゃう訳で・・・
また来た時にツルハシ持ってくる事にするか。
気を取り直してクラウン渓谷の入り口付近の岩場に隠れながら丁度いい敵を探す。
コソコソしてカッコ悪いとか思うかもしれないが、かっこつけて飛び出して行って囲まれるのは嫌だ。そういうのはバカか強い奴等に任せておけばいい。
俺とリンはクラウン渓谷にいるプレイヤーの中では一番レベルが低く、選択を一つ間違えれば死んでしまうようなステータスしかもっていないのだ。
そりゃ慎重にもなる。
目の前にはゴブリン魔術師が5匹、ゴブリン重装騎士が2体とゴブリン軽武装戦士が4体の集団が隊列を作って何かを警戒している。
しばらく様子を見ていると奥の方からゴブリンクラウンまで出てくる。
ゴブリンクラウンの後ろからは大量の何かを運ぶゴブリンが見えた。
「・・・こりゃ無理だな。数が多すぎる」
「そうですね、あの数にゴブリンクラウンまでいると瞬殺されちゃいますもんね。」
どうやらこの集団は鉱石を運んでいる途中のようだ。
ちょっと見えたけど、運んでいる鉱石はミスリルみたいだ。売りに行くのか装備を作りに行くのか分からないが、上手く尾行できればクラウン渓谷にあるゴブリンの集落とか発見できるかもしれない。
幸いな事にゴブリン達は隠れている俺とリンを見つけることなく横を通り過ぎた。
ここに来て分かった事だが、ゴブリン達は気配察知のレベルが異常に低い。
多分今の俺なら目の前に飛び出さない限り見つかる事はないだろう。
少し心配なのはゴブリンクラウンの存在だが、深追いしなければそっちの方も大丈夫だと思う。俺はリンにあのゴブリン達を追う事を話すと、リンも同じ考えだったみたいで、了解してくれた。




