顔見せ2
「おぅガンツ、生きてたか。」
「はい。まぁ、ちょっと死に掛けましたけど。」
俺は今、グランさんの店○●屋に来ていた。
挨拶ついでに装備も物色しようという狙いだ。勿論お金はそこまで使いたくないので半分冷やかしみたいなものだけど。
「で、そっちの嬢ちゃんは誰だ?」
「この子はハーフエルフのリンです。俺の仲間ですよ。」
「リ、リンっていいます。」
リンはまだミラさんの件もあってかグランさんを警戒して俺の後ろから出ようとしない。
グランさんは不思議そうな顔をしている。
「そうなのか?まぁ、それはいいけど・・なんだ、人見知りなのか?その子。それとも儂の顔って怖かったりするのか?」
「いや、さっきミラさんに散々弄られまして・・・ちょっと警戒してるんだと思います。」
「あー・・あいつ子供とか可愛い物大好きだからなぁ。」
「私はあの人嫌いです。」
リンのボソリと言った言葉にグランさんも俺も苦笑いをするしかなかった。
「今日はその子の紹介に来たのか?それとも装備でも探しに来たのか?お前等が同じ位のレベルならまだ装備を変える必要はないと思うが。」
「今日は挨拶とリンの顔見せが主です。まぁ、装備も見ますけども。」
俺とリンはグランさんに了解を得て店の装備を見て回る事になった。
グランさんの店は防具も武器もかなりの種類の物がある。
これはグランさんが色々な装備を自分で作れるし、ユウヤミさんみたいな職人との繋がりが多くある為だ。
店を埋め尽くすようにある装備は見ているだけでも1日中楽しむ事ができるだろう。
「そうだグランさん、戦闘装備以外の服が欲しいんですけど、安い店しりませんかね?」
俺は戦闘装備と今ある服だけで全然大丈夫なんだが、リンは女の子だしオシャレもしたいだろう。
「そういうのはユウヤミの方が知ってると思うぞ?どうせ挨拶行くんだろ?そこで聞けよ。」
それもそうだ。俺の服や装備ならともかく、リンの装備ならグランさんよりユウヤミさんの方が良い店を知っているだろう。
俺とリンはグランさんにお礼を言うとユウヤミさんの家に向かって歩き出した。




