見知った天井
同人ゲームを買ったらバグで進めなくなって大ピンチ。
修正パッチの当て方が分からない機械音痴な私の悔しい気持ちが今の小説を書く原動力です。
そしてお気に入りが50件突破!
信じられません!ありがとうございます。
「・・・見知った天井だ。」
目を覚ますとそこには見知った天井があった。
俺の記憶が正しければここはリンの家のはずだ。
って事は、ここはムドウフなのか?
あれ?俺は血の蜂蜜熊に殺されてアウロラに戻ったんじゃ・・・
「あ、起きました?よかった~。」
俺の横から聞いた事のある声がした。
声の方を見てみると、そこにはリンの姿があった。
「丸1日寝てたから心配したんですよ~?」
「あ、そうなんだ。もしかしてリンが助けてくれたのか?」
「いえ、ガンツさんを助けたのは狩りに出ていた人達と村長です。本当に無事でよかった。」
そうか、あの大量の矢はやっぱり村の皆の物だったんだな。
まぁ、今俺がムドウフにいる時点でそれは確定みたいなものだけど。
「そっか、後でお礼に行かないとなぁ。」
俺はベッドから起き上がろうとすると、まだ傷が癒えていないのか体中がビキビキと痛む。
そういえば右腕が折れていたっけ。
俺は右腕を見てみるとそこには包帯が巻かれているものの、折れていない右腕があった。
あれは夢だったんだろうか?
いやそんなはずはない。俺は確かに折れる音を聞いているし折れた状態の右腕も見ている。
「あ、右腕は村長が治してくれましたよ?村長の治癒魔法って凄いんですから!」
右腕を不思議そうに見ていたらリンが何故か自信満々に教えてくれた。
凄いな、さすが剣と魔法の世界。実は魔法って存在に出会ったのはこれが初めてだったりするんだが、やっぱり便利な物なんだなぁ。
「あ、そうそう!村長は後でこっちに寄るって言ってましたから、ガンツさんは起きなくても大丈夫ですよ?まだ体、痛いでしょ?」
リンはそう言うと洗濯があるらしく部屋から出て行った。
中々にお世話になりっぱなしで申し訳ない気分で一杯になるが、今は起き上がるだけで半泣きになる状態なのでお言葉に甘える事にしよう。




