タルタロウス
新章入りました。
実はリンとの別れのシーン、入れるタイミングを外しまして・・・
いや、まだ別れのシーンは書いてすらいないんですけどね。
そして話は短いです。通常運転です。
行き当たりばったり進行が仇になったか!
「オペイロンの羽ねぇ・・・また凄い物を欲しがるね、ガンツくんは。」
「やっぱり凄い物なんですか?」
俺は今、アウロンのギルドカウンターにいる。
ミラさんにオペイロンの羽の情報を得る為だ。
しかしミラさんに聞いてみると予想した通り呆れられた。
「そりゃあ、妖精王って言ったら、トッププレイヤーが何十人単位で連携取って、倒せるかどうか・・・だからねぇ。まだこの世界ができてから1回しか倒せてないモンスターだったはずだよ?
しかもその時は50人の集団で行って、死んだら直ぐにオペイロンの所に向かう形をとっての振り構わずの乱戦で、倒すのに3日掛かったらしいからね。
それが原因で消滅しかけた人もいるらしいよ?そんなモンスターのドロップアイテムなんだから、価値なんか決められないんじゃないかな?」
おおぅ・・・なんか思ったより凄いレアアイテムみたいだ。
それじゃあ出回る事すら無いだろうな。
こうなったらオペイロンに交渉するしかないかなぁ。エルフの村長とムドウフ、ブラッディフォレストの事を説明すれば、もしかしたらくれるかもしれない。
「じゃあオペイロンのいる幻想森林ってどこか分かりますか?」
「って、私の話し聞いてたぁ?初心者に毛が生えた程度のあんたが辿りつけない場所に居るのよ、オペイロンってのは!」
「場所聞いただけじゃないですか・・・」
「まぁ、そこを目標にしたいってんなら教えないって訳じゃないんだけどさ。」
そう言うとミラさんはこう言った。
「幻想森林に一番近い国は王乱国家タルタロウスかな。順調に行ってもこっから馬車で3週間くらい掛かると思う。
行ける事は行けると思うけど、危険だから行っちゃ駄目だからね?」
ミラさんが何時にもまして真剣な顔で言った。
どうやら本当に危険なようだ。
「幻想森林もそうだけど、タルタロウスも充分に危険な所なの。レベルは最低30は無いと住民NPCにも負ける可能性があるから・・・
周辺の敵のレベルの高さが分かるってもんでしょ?」
王乱国家 タルタロウス
国という土地が密集してできた国、それが王乱国家タルタロウス
タルタロウスでは自分の土地を持っていれば『そこ』を『国』にする事ができる。
誰でも王になる事が出来る国、それがタルタロウス。
実力が物を言うその国は、住民の全てが野心に溢れ、上を見ている。
野心が渦巻く国
それが王乱国家それがタルタロウス。




