番外 デスイーターの憂鬱
忘れて書いてなかったんですけど、主人公達がいる死後の世界と生きている人達がいる現実世界では時間の流れが違います。
現実世界の10日が死後の世界の1年と思っていただけるとこれ幸い。
一応理由も考えてあるんでそのうち番外として書けたらいいなぁ。
っていうか、これは最初の方に書いておかないといけない事だったなぁ・・・
・・・
私の名前はクレア・スクロスター
職業はデスイーターです。
・・・
私がこの世界に来て10年が過ぎました。
最初は冒険者として頑張っていたけれど、今では冒険者を引退してエルモア学園で教師をしています。
NPCといえど、自分で考えて成長する彼等は私達とは何も変わらない。
いえ、今では私達もデータなのだから、本当に彼等とは何も変わらないわね。
彼等と違う所は彼等が成長するのに対して私達の成長は止まっていると言うところかしら?
教え子が成長して学園を出て行くのを見ていると、私達はこの世界の異物なんじゃないか?とか思ってしまう。
いえ、考えすぎよね。最近マイナスな考え事が多い・・・気を付けないと。
そういえば最近、意味無く怖がられる事が多くなった気がする。
多分、私の職業の名前だけを見て勘違いした人が噂を広めたんじゃないかな?
何年か前にも似たような事があったし。
それはしかたない。デスイーターはレア職だから、どんな職業なのかを知っている人は本当に少ないのだから。
だけど・・私の顔を見た途端、悲鳴を上げて逃げられたり、いきなり土下座されたりとか、嫌になるなぁ。
私の職業、デスイーターは皆が思っている能力なんかじゃないのに。
きっと皆、死神みたいなイメージしか無いんだろうな。
でも、デスイーターの能力は【死を喰らう能力】なんだよね。
デスイーターは最上位の回復職なの!
死をも殺すことのできる光
それが私の職業なのに!攻撃スキルなんて3つしかないのに!
うぅ、私はこの職に誇りを持っているのだけど、この職の名前のせいで男性と付き合う前に逃げられるのよねぇ・・・
目の前では最近思いを寄せかけていた人が泣きながら土下座をしている。
この人は何年か前に他の町から移って来た人で、前にデスイーターで騒がれた時にはこの町に居なかったから、デスイーターの噂を聞いて怖くなったんだろう。
うーん、憂鬱だわぁ。
と、いうわけで新キャラが好きな人に土下座される話でした。
この話は書いたは良いものの、入れるタイミングが分からなかった話です。
っていうか、ここに入れるのも変ですよね。
うーん。




