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義戦之武  作者: 昇龍翁
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【第二十四章】

【第二十四章】

 巨人連合が割れた。

 3大同盟が組んだ南部連合。あくまでも「武」によって進めようとする納富に対して、他の2同盟は策略にこだわったのか、次の洛陽進軍に対して遅々として話を進めようとしない。

 さらに、淮楊から淮海そして河洛・陳留国へと懸命に進軍して、北部連合の一角・虞蓮を壊滅に追い込んだ納富に対して、それは起点が良かっただけで、頑張ったのは自分たちだと誇示する始末。ここに及んで、納富の我慢が限界に達した。


 その報は、戦勝祈願・百家涼蘭へも届いた。周辺情報も、君主・丞相・大将軍・大鴻臚が丁寧に重ねてきた外交の成果として手に入った。

 納富からは、待たせた間の非礼への謝罪も含め、丁寧な外交交渉が届いた。

 一方で、黒無葉津や箭田鴉からも、戦勝・百家へ動向を探る外交があった。


 結束の強い戦勝祈願と百家涼蘭は今や不動の第四勢力である。第一位の納富と、第二位・第三位の黒無葉津・箭田鴉が割れた今、決して無視できない存在である。


「なんとも、時代の流れが大きく変わりましたな。」

「我らの存在、これからの行動が、今後の流れを大きく左右しますな。」

「それは少し愉快ではある。皆が努力を重ね、力をつけてくれた成果だな。」

「どちらにしても、上位3同盟の決裂は決定的。再び戦乱が始まるな。」

「待たされた間、皆も自強を重ねていることであろう。各将の力量・戦闘力は、停戦前よりかなり上がっているに違いない。」

「史跡編纂に軸足を置いたあの老将ですら、主城配備の4部隊が45の練度に達し、残る1隊も40越えだそうだ。」

「どちらにせよ、今一度、大戦に向けて緊張を高めねばなるまい。」

「君主からの努力目標に加え、丞相殿からの状況通達もあったからな。皆が励まねばなるまい。」


 まもなく安寧の時は終わり、刀剣を血で洗う時が再び訪れる。どちらに付くか、どこを目指すか、幹部会が懸命に、そして緻密に検討を重ねている。間も無く結論が出るだろう。

 しかし、諸将のやる事は一つ。

『自分にできる事を精一杯。仲間のためにできる事を精一杯。』


 再び動き始めた時代の中で、結束力と連携。戦勝祈願の「絆」の強さが、再び試される。

 高く飛翔せよ!乱世に舞い踊れ! 戦勝祈願の勇者たち!


【章末】


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